
一瞬の立ち合いに、体格・技・意地・人生までぶつかる相撲漫画。
高校相撲の仲間集めから大相撲の番付争いまで、土俵に上がる理由は作品ごとに違います。
- 熱い取組を描いた相撲漫画はどれ?
- 高校相撲と大相撲、どちらから読むべき?
この記事では、相撲漫画おすすめ15選をランキングで紹介します。取組の迫力に加え、力士の成長や部屋の人間ドラマからも選べます。

高校相撲、大相撲、部屋の人情ものまで。気になる舞台から一作選んでみてください。
相撲漫画おすすめランキング15選
相撲漫画おすすめランキング15選には、高校スポ根から大相撲の世界まで、土俵を物語の中心に据えた作品を集めました。
1. バチバチ
🥈おすすめ度:83
★★★★
父への複雑な思いを抱く鮫島鯉太郎が、角界の厳しさへ飛び込む本格相撲漫画
あらすじ
問題を抱える青年・鮫島鯉太郎は、亡き父への複雑な思いを胸に相撲部屋へ入門する。荒削りな気性のまま角界へ飛び込み、厳しい稽古と取組を重ねながら力士としての生き方を学んでいく。
おすすめポイント
相撲を「体が大きい方が勝つ競技」で終わらせず、立ち合い・重心・間合い・気迫まで勝敗へ落とし込むのが魅力です。鮫島は技術だけでなく、相手の人生ごと受け止めるように一番へ向き合います。
稽古の苦しさ、番付への執着、同部屋の力士との関係も濃く、勝てば爽快、負ければ悔しいだけではない角界の厳しさが伝わります。
2. 鮫島、最後の十五日
🥈おすすめ度:83
★★★★
鮫島鯉太郎の十五日間へ覚悟を凝縮した、『バチバチ』シリーズの集大成
あらすじ
力士・鮫島鯉太郎は、本場所の十五日間へ全身全霊で挑む。これまで積み重ねてきた因縁やライバルとの関係が、一番ごとの勝負へ凝縮されていく。
一日ごとの取組が鮫島の運命を大きく左右します。
おすすめポイント
一日一番の勝負に「ここまで生きてきた全部」を乗せるような密度が圧倒的です。相手力士にも譲れない理由があり、一番ごとに違う感情と戦術が生まれます。
シリーズを通して鮫島を見てきた読者ほど、立ち合い前の沈黙や表情だけでも重みを感じられます。重大な展開は伏せますが、相撲漫画としての熱量は最上位です。
3. 火ノ丸相撲
🥈おすすめ度:82
★★★★
小柄な高校生・潮火ノ丸が横綱を目指す、高校相撲から大相撲まで続く王道スポ根
あらすじ
小柄な高校生・潮火ノ丸は、体格では不利とされながらも横綱を目指して相撲を続ける。弱小の大太刀高校相撲部で仲間を集め、全国の強豪へ挑み、その先の大相撲へ進んでいく。
おすすめポイント
体格という明確な不利を、技・稽古・覚悟でどう埋めるかが毎試合のテーマになるのが魅力です。高校編では団体戦の役割分担、大相撲編では個人として番付を上げる厳しさへ変化します。
火ノ丸だけでなく仲間やライバルもそれぞれの相撲を磨くので、対戦相手まで好きになれる王道の群像劇です。団体戦と個人戦の両方を描くので、チームの勝利と一人の夢が自然につながります。
4. ああ播磨灘
🥉おすすめ度:80
★★★
「一度でも負けたら引退」と宣言する横綱・播磨灘の圧倒的な強さを描く豪快相撲漫画
あらすじ
横綱・播磨灘は、今場所で一度でも負ければ引退すると宣言する。傲岸不遜な言動で周囲を挑発しながら、並み居る力士たちを土俵上でねじ伏せていく。
宣言どおり全勝を狙い、土俵上で相手を圧倒します。
おすすめポイント
成長する主人公ではなく、最初から最強級の横綱を「誰が止めるのか」で読ませるのが特徴です。播磨灘の豪快さに対し、挑む力士たちはそれぞれの技と意地をぶつけます。
立ち合いから決着までの短い時間に圧を集中させ、言動も勝負も規格外。相撲界の秩序を揺らすダークヒーロー的な魅力があります。
5. うっちゃれ五所瓦
🥉おすすめ度:80
★★★
部員一人の相撲部が仲間を集め、団体戦へ挑む高校スポ根の名作
あらすじ
高校の相撲部に残された五所瓦は、団体戦へ出場するため新しい仲間を集め始める。未経験者や個性的な部員たちとチームを作り、強豪校との勝負へ挑んでいく。
部員たちは団体戦へ向けて稽古を重ねていきます。
おすすめポイント
個人競技に見える相撲を、団体戦の順番と仲間の役割で熱いチームスポーツへ変えるのが魅力です。全員が同じタイプの力士ではなく、それぞれの体格と得意技をどう生かすかが勝負になります。
仲間集めから大会までテンポがよく、昭和・平成初期のスポ根らしい真っすぐな熱さを楽しめます。未経験者が自分に合う役割を見つける過程もあり、団体競技としての相撲がよく伝わります。
6. バチバチBURST
🥉おすすめ度:80
★★★
幕下へ進んだ鮫島が、さらに厳しい番付争いへ挑む『バチバチ』シリーズ第2部
あらすじ
角界で経験を積んだ鮫島鯉太郎は、幕下の世界でさらに強い力士たちとぶつかる。番付を上げようと、前作以上に一番の重みが増していく。
鮫島はさらに上の番付を目指して一番へ挑みます。
おすすめポイント
前作で身につけた強さが通用するだけではなく、「その先の壁」が次々と現れるのが面白いです。幕下では勝敗が将来へ直結し、相手も生活と人生を懸けています。
鮫島の荒々しさは残りつつ、力士としての責任や相手への敬意も増していきます。前作から続けて読むと成長の差が分かりやすいです。
7. のたり松太郎
🥉おすすめ度:79
★★★
怪力だが型破りな松太郎が角界を進む、昭和の空気が濃い長編相撲漫画
あらすじ
並外れた怪力を持つ坂口松太郎は、粗暴で勉強も苦手な青年。ひょんなことから相撲界へ入り、その力を武器に角界をのし上がっていく。
力士としての生活でも数々の騒動を起こします。
おすすめポイント
立派なスポーツマンとは言い難い主人公を、欠点ごと相撲界へ放り込むのが独特です。松太郎は才能だけなら圧倒的でも、生活態度や人間関係では問題を起こします。
昭和の相撲部屋や力士の暮らしも色濃く、現在とは違う時代の空気を感じられます。才能があっても人間的には未熟な松太郎が、角界の中でどう生きるかを見る人物漫画でもあります。
8. おかみさん
🥉おすすめ度:79
★★★
相撲部屋のおかみの視点から、力士の生活と部屋を支える人々を描く人情漫画
あらすじ
相撲部屋のおかみとなった女性が、親方や力士たちと生活を共にしながら部屋を支えていく。土俵の外で起きる悩みや成長を、おかみの目線から描く。
若い力士たちの悩みや成長も日々見守っていきます。
おすすめポイント
取組だけでは見えない、食事・稽古・怪我・人間関係まで含めて「力士の生活」を描くのが魅力です。勝敗の裏には部屋を支える人の仕事があり、若い力士の成長を家族のように見守る視点があります。
派手なバトルより、相撲部屋の人情や舞台裏を味わいたい方に向いています。取組の結果だけでなく、負けた後に部屋へ戻る力士を支える側の感情まで描かれます。
9. りきじょ
🥉おすすめ度:78
★★★
女子高校生たちが相撲へ打ち込み、競技としての奥深さを知る青春スポーツ漫画
あらすじ
女子高校生たちが相撲部で活動し、稽古や大会を通して競技の面白さへ触れていく。体格も経験も違う仲間が、それぞれの強みを生かして土俵へ挑む。
大会を目指す中で仲間との結束も深まっていきます。
おすすめポイント
「相撲=男性の大相撲」というイメージから離れ、女子競技としての相撲を青春部活ものにするのが特徴です。押すだけではなく、重心や技を覚える過程があり、体格差への工夫も見どころ。
仲間と練習しながら競技への自信をつける流れも爽やかです。体格差だけでは決まらない技や姿勢の工夫もあり、女子競技としての相撲へ興味が広がります。
10. ごっちゃんです!!
🥉おすすめ度:77
★★★
個性派主人公が高校相撲へ挑む、勢いのある短期スポ根漫画
あらすじ
個性的な高校生が相撲部へ関わり、土俵での真剣勝負へ挑んでいく。高校生らしい勢いと仲間との関係を交えながら、競技としての相撲を描く。
稽古と取組を重ねながら相撲の面白さへ近づきます。
おすすめポイント
長期連載の重厚さより、立ち合いから勝負までの勢いと若さを前面に出すのが魅力です。相撲を知らない主人公側の視点から競技へ入れるので、難しい知識なしでも読みやすいです。
短い巻数で高校相撲の熱気を味わいたい時の候補になります。短期連載ならではのテンポで、初心者が土俵のルールと熱さを覚える流れが分かりやすいです。
11. どす恋ジゴロ
🥉おすすめ度:76
★★★
力士の恋愛と土俵人生を絡めた、豪快さと人情味のある異色相撲漫画
あらすじ
大相撲の世界を舞台に、力士として土俵へ上がる一方で恋愛や人間関係にも悩む男たちを描く。勝負だけではない力士の日常へ踏み込む異色作。
土俵外では恋や暮らしの悩みも抱えていきます。
おすすめポイント
土俵上では豪快な力士が、恋愛や私生活では不器用になるギャップが面白い作品です。勝負の迫力だけでなく、力士という職業だからこその制約や人間関係が物語へ入ります。
相撲漫画でも恋愛・人情の比重が高く、他の作品とは違う読み味があります。土俵では豪快でも私生活では不器用な力士の姿が、相撲界を身近な人間ドラマへ変えています。
12. 土俵を駈ける
🥉おすすめ度:76
★★★
亡き元幕内力士の父を胸に、高校で相撲部を作る少年の青春相撲漫画
あらすじ
青森県弘前。元幕内力士だった父を亡くした高校生・三上直登は、入学早々に相撲部の設立へ奔走する。
仲間を集め、一度しかない高校生活を土俵へ懸けていく。部員を増やしながら本格的な大会へ向かっていきます。
おすすめポイント
最初から強豪部へ入るのではなく、「相撲部を作る」ところから青春が始まるのが魅力です。亡き父への思いと、自分自身の強さへの憧れが部活動へつながり、仲間を巻き込みながらチームを作ります。
全3巻完結で、部活相撲の熱さを短く味わえる作品です。亡き父への憧れが部活づくりへつながり、仲間を集める行動そのものが主人公の成長になります。
13. ガチンコッ!
🎖️おすすめ度:75
★★
極悪大関と虚弱な高校生の魂が入れ替わる、相撲と学園生活を混ぜた異色コメディ
あらすじ
横綱昇進を目指す大関・栃の嵐と、弱気で虚弱な高校生・まことの魂が、ひょんなことから入れ替わってしまう。二人は互いの身体と生活で騒動へ巻き込まれる。
互いの生活を送る中で価値観の違いも見えてきます。
おすすめポイント
力士の肉体に高校生の心、高校生の身体に力士の経験という入れ替わりを相撲へ使う発想がユニークです。単純な高校スポ根ではなく、身体能力と精神力のどちらが勝負へ影響するかをコメディとして描きます。
全5巻完結で、変化球の相撲漫画を読みたい時に向いています。入れ替わり設定を通して、力士の身体能力と精神力のどちらが勝負へ効くのかも笑いながら描きます。
14. チカラビト 豪壮十六傑地下相撲決戦
🎖️おすすめ度:74
★★
引退した元横綱と16人の強者が地下土俵へ集う、現実離れした激熱相撲トーナメント
あらすじ
怪我で引退した元横綱・生命力は、大物タニマチに呼び出される。そこには「真の最強」を決めようと、16人のチカラビトが集う地下相撲の舞台が用意されていた。
地下の土俵で一対一のトーナメントが始まります。
おすすめポイント
大相撲の制度や番付から離れ、「最強の相撲取りは誰か」を地下トーナメントで極端に追求する娯楽性が魅力です。現実の相撲よりキャラクター性と必殺の型を強く出し、一番ごとのインパクトを重視します。
2025年刊行開始の比較的新しい作品で、王道大相撲とは違うバトル漫画感覚で読めます。地下格闘技のような演出で一番ごとの個性が強く、相撲をバトル漫画として楽しめるのが特徴です。
15. ももたろう
🎖️おすすめ度:73
★★
島で鍛えた百田桃太郎の規格外の力と奔放さが角界を揺らす相撲漫画
あらすじ
私立大学の相撲部に、島で鍛えた百田桃太郎が訪れる。高校卒業後に相撲部屋へ入りたい百田は、先輩たちを頼って上京した。
強さと奔放さを併せ持つ若者が、角界へ踏み出していく。
おすすめポイント
島育ちの百田が持つ規格外の強さと、相撲界の常識を揺さぶる奔放さが読みどころです。大学相撲部の先輩たちとの出会いから、部屋への入門を望む百田の道が動き出します。
小山ゆうらしい大らかな人物造形と、土俵内外で騒動を起こす主人公の勢いを楽しめます。
タイプ別に選ぶ相撲漫画
タイプ別に選ぶ相撲漫画では、学生相撲・大相撲・スポ根・人間ドラマのどこに惹かれるかを基準にすると探しやすくなります。
1. 高校・学生相撲を読みたい方
『火ノ丸相撲』『うっちゃれ五所瓦』『りきじょ』『土俵を駈ける』がおすすめです。団体戦や仲間集めまで楽しみたいなら『うっちゃれ五所瓦』が入りやすいでしょう。
2. 大相撲の世界を味わいたい方
『バチバチ』『鮫島、最後の十五日』『バチバチBURST』『のたり松太郎』が候補です。部屋での稽古や番付争いまで追いたいなら『バチバチ』シリーズからどうぞ。
3. 泥臭いスポ根を楽しみたい方
『火ノ丸相撲』『バチバチ』『うっちゃれ五所瓦』が向いています。体格や才能の壁へ稽古と工夫で挑む熱さがあります。
4. 力士の人間ドラマを読みたい方
『おかみさん』『どす恋ジゴロ』『のたり松太郎』では、取組だけでなく部屋の生活や人間関係も楽しめます。
【まとめ】相撲漫画のおすすめ作品

相撲漫画には、立ち合いの一瞬へ稽古と人生を注ぐ作品もあれば、部屋で暮らす人々を描く作品もあります。大相撲の厳しい番付争いを読みたいなら『バチバチ』と『鮫島、最後の十五日』から入ると、鮫島鯉太郎の歩みを通して勝負の重さが伝わります。
高校相撲の熱さを求めるなら、小柄な主人公が体格の壁に挑む『火ノ丸相撲』、部員を集めて団体戦を目指す『うっちゃれ五所瓦』が有力です。横綱の圧倒的な強さを味わう『ああ播磨灘』や、相撲部屋を支える側から見る『おかみさん』も、違う角度から土俵の世界を楽しませてくれます。
女子相撲を描く『りきじょ』、地下トーナメントの『チカラビト』、入れ替わり設定の『ガチンコッ!』など、変化球も揃えました。まずは学生相撲か大相撲か、勝負の迫力か人間ドラマかを選ぶと、自分に合う一作が見つかります。気になった作品の第1巻から、力士が土俵へ上がる理由に触れてみてください。
🥈傑作(おすすめ度:81〜85)
バチバチ
鮫島、最後の十五日
火ノ丸相撲
🥉良作(おすすめ度:76〜80)
ああ播磨灘
うっちゃれ五所瓦
バチバチBURST
のたり松太郎
おかみさん
りきじょ
ごっちゃんです!!
どす恋ジゴロ
土俵を駈ける
入選(おすすめ度:71〜75)
ガチンコッ!
チカラビト 豪壮十六傑地下相撲決戦
ももたろう
