宇宙や近未来をテーマにした「2000年代SFアニメ」。
コードギアス、グレンラガン、プラネテスなど、今もなお語り継がれる名作がたくさんありますよね。特に「平成生まれ」のアニメ好きにとっては、2000年代は懐かしい時代だと思います。
- 2000年代のSFアニメについて知りたい
- 懐かしいSFアニメを振り返りたい
- 『コードギアス』とか『グレンラガン』みたいな名作に出会いたい!
こうした方のために、この記事では「2000年代のSFアニメおすすめ26選ランキング」を紹介します。
2000年から2009年にかけて発表されたSFアニメを厳選し、それぞれの作品について「あらすじ」「おすすめ度」「見どころ」などをまとめました。
平成を代表するSFアニメです。隠れた名作もたくさん紹介します!
- 2000年代のSFアニメおすすめ26選ランキング
- 26位 ペイル・コクーン (2006)
- 25位 獣王星 (2006)
- 24位 ヒロイック・エイジ (2007)
- 23位 鉄人28号 (2004)
- 22位 ちょびっツ (2002)
- 21位 フルメタル・パニック! (2002)
- 20位 ぼくらの (2007)
- 19位 ノエイン もうひとりの君へ (2005)
- 18位 エルフェンリート (2004)
- 17位 無人惑星サヴァイヴ (2003)
- 16位 地球へ… (2007)
- 15位 メトロポリス (2001)
- 14位 イノセンス (2004)
- 13位 インターステラ5555 (2003)
- 12位 パプリカ (2006)
- 11位 Ergo Proxy (2006)
- 10位 交響詩篇エウレカセブン (2005)
- 9位 FLCL フリクリ (2000)
- 8位 時をかける少女 (2006)
- 7位 巌窟王 (2004)
- 6位 カイバ (2008)
- 5位 プラネテス (2003)
- 4位 電脳コイル (2007)
- 3位 天元突破グレンラガン (2007)
- 2位 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX (2002)
- 1位 コードギアス 反逆のルルーシュ (2006)
- 【一覧まとめ】2000年代のSFアニメおすすめランキング
2000年代のSFアニメおすすめ26選ランキング
それでは、ここから「2000年代SFアニメおすすめ26選ランキング」をご紹介します。
まず1位から紹介することも考えましたが、それだと「コードギアス」とか「グレンラガン」とか、多くの皆さんが知っている作品ばかりになってしまいます。
そこで今回は、あえて26位から紹介し、「マイナーなSFアニメ」「隠れた名作アニメ」もたくさん含めた記事にしました。
ランキングの内容については異論もあると思いますが、アニメ選びの参考にしていただければ幸いです。
26位 ペイル・コクーン (2006)
🎖️おすすめ度:72
★★
出典:スタジオリッカ, (c)吉浦康裕
地球のデータを復元する未来人。彼が目撃したものとは⁈
あらすじ
自然破壊によって地上に住めなくなり、人々が地下で暮らすようになった未来。主人公・ウラは、かつての地球の記録を掘り出す「記録発掘局」で働いており、データを復元する日々を送っていた。そんな彼はある日、1人の女性が歌っている動画を発見する。
おすすめポイント
まず「謎めいた地球を解明する」というコンセプトが面白いです。写真、新聞の切り抜き、プロモーションビデオなど様々なデータを復元しながら、主人公が地球の真実に迫っていきます。
23分という短いアニメですが、高密度なストーリーに引き込まれます。3Dと2Dが融合したアニメーションや、美しい音楽も見どころ。
のちに『イヴの時間』『サカサマのパテマ』『アイの歌声を聴かせて』などの名作を生み出す吉浦 康裕(よしうら やすひろ)監督のアニメです。SF好きなら要チェックだと思います。
◆SFアニメ「ペイルコクーン」の感想・評価
25位 獣王星 (2006)
🎖️おすすめ度:73
★★
出典:dアニメストア, (c)1993,2006 INA,Inc./白泉社/獣王星製作委員会
恐ろしい惑星「キマエラ」を生きのびろ!過酷なSFサバイバル
あらすじ
西暦2436年、バルカン星系に人類がテラフォーミングした未来。その首都に住む主人公トールは、ある日何者かに襲われ、危険な惑星「キマエラ」に落とされてしまう。そこで彼は過酷な自然環境とたたかいながら、やがて「キマエラ」に隠された真実を知ることになる。
おすすめポイント
危険な惑星「キマエラ」の自然環境が怖いです。肉食植物がうじゃうじゃ出てきます。
・ドーム状の樹海をつくる「ムーサ」
・樹液で生き物を苦しめる「カリプト」
・地面の下から襲いかかる「ベラ・ソナー」
・毒のある寄生植物「エズル」
こういう植物たちが本気で襲いかかってきます。びっくり箱みたいにいきなり出てくるやつもいるし、もはやジュラシックパークですね……
前半のストーリーは分かりにくいかもしれませんが、ラストの方は圧巻でした。どんでん返しも多いので、ぜひラストまで見てほしい良作です。
◆SFアニメ「獣王星」の感想・評価
24位 ヒロイック・エイジ (2007)
🎖️おすすめ度:74
★★
出典:dアニメストア, (c)XEBEC・アルゴノートクルー
4つの種族をめぐるスペースオペラ。人類はこの壮大な争いを生き抜けるのか?
あらすじ
かつて宇宙を支配していた「黄金の種族」の呼びかけにより、4つの種族が宇宙に進出する。「銀の種族」「青銅の種族」「英雄の種族」「鉄の種族(人類)」である。ところがやがて、「銀の種族」が大きな争いを起こし、人類は大きな危機に直面する。そんな状況のなか、王女ディアネイラと主人公エイジの2人が運命的な出会いを果たし、この2人が宇宙の運命を変えていく。
おすすめポイント
とにかくスケールがデカい。壮大な歴史の流れを目撃している感じです。設定や用語が「ギリシャ神話」に似ているので、なおさら圧倒的なスケールを感じるんですよね。
あと「人類が弱い」というのも大きなポイント。わずかな人類の生き残りが「英雄」を夢見ながら、隠れつつ生きている状況です。絶望のムードが漂っているアニメだと思います。
『天空のエスカフローネ』や『蒼穹のファフナー』などが好きな人は楽しめるんじゃないでしょうか。複雑なストーリーと壮大なスケールに包まれるSFアニメです。
◆SFアニメ「ヒロイック・エイジ」の感想・評価
23位 鉄人28号 (2004)
🎖️おすすめ度:74
★★
出典:dアニメストア, (c)光プロダクション/敷島重工
ひそかに開発された「鉄人28号」。心をもたないロボットは平和を守れるのか?
あらすじ
日本が秘密で開発していたロボット「鉄人28号」。やがてそれは科学者の手によって完成し、昭和の日本にいきなり現れる。主人公・金田正太郎は、リモコン操作で鉄人28号を動かし、世界の平和を守るために戦っていく。
おすすめポイント
この作品の大きなポイントは「ロボットに心がない」というところ。鉄人28号はリモコンで動くので、都合のいいようにコントロールされます。動かすヒトによって「善」にも「悪」にもなるんですよね。この設定が面白いです。
当時「鉄腕アトム」と人気を争った作品なので、アトムと比較されることも多いですが、アトムと28号は全然違います。というか正反対です。鉄人28号はただのオモチャなので、鉄人を自分のものにしようとして、汚い人間たちの駆け引きが出てきます。このあたりが注目ポイントです。
原作は昭和の漫画ですが、あの横山光輝さんなので、やっぱり面白いです。無駄のないプロット、正義感の強いキャラクター、爽快なメカバトルなど、見どころが盛りだくさんです。食わず嫌いせずにぜひ見てほしい一作。
◆SFアニメ「鉄人28号」の感想・評価
22位 ちょびっツ (2002)
🎖️おすすめ度:75
★★
出典:dアニメストア, (c)CLAMP・講談社 / ちょびっツ製作委員会
「ちぃ」とつぶやく謎の美少女ロボット。浪人生のSFラブコメディ
あらすじ
上京して来た浪人生・ヒデキは、ある晩、ゴミ捨て場で美少女型パソコンを拾う。それは「ちぃ」とつぶやくだけの謎めいたロボットだったが、やがてヒデキはそのパソコンに愛着を感じるようになっていく。
おすすめポイント
まずロボットの設定がおもしろいです。本作のロボットは「パソコン」という家電製品で、自律行動できるヒト型マシンになっています。
OSやアプリをインストールするところは現実のパソコンと同じですが、カラダは柔らかいし、体温はあるし、ほとんど美少女だし、色々とすごいです。
「ヒロインがロボット」という点を除けばSF要素はそんなにありません。むしろラブコメに近いですね。でもストーリーが進むにつれて「人間とコンピュータの恋愛は可能か?」というテーマに近づいていくので、シリアスなところもあります。
美少女ロボットとイチャイチャできるSFラブコメ。巨大ロボットばかりじゃなくて、たまにはこういうSFアニメも良いかもしれません。
◆SFアニメ「ちょびっツ」の感想・評価
21位 フルメタル・パニック! (2002)
🥉おすすめ度:77
★★★
出典:dアニメストア, (c)賀東招二・四季童子/ミスリル
闇の組織から女子高生を守れ!コミカルで楽しいSFアクション
あらすじ
特殊なエージェントである相良宗介は、女子高生・千鳥かなめを守るため、秘密のボディガードとして日本の高校に転入する。彼は平和な日常を過ごしながらも、闇の組織アマルガムとの戦いを繰り広げる。
おすすめポイント
この作品はすごくバランスが良いです。「コミカルな日常パート」と「シリアスな戦闘パート」の2つがあって、どっちも面白い。笑えるシーンもあるし、かっこいいシーンもあります。学園コメディを楽しんでもOK。ど迫力のメカアクションを楽しんでもOK。
潜水艦、人型ロボットなどが出てくるので、メカSFとしても楽しめます。本作のロボットは「アーム・スレイブ」と呼ばれる人型ロボットで、陸上バトルで使われます。第一世代から第三世代まであるので、それぞれのスペックを比較してみるのも面白いと思います。
常識離れしたキャラクターたちがたくさん出てくるので、ギャグアニメとしても良作。楽しいドタバタも含めて味わってほしいSFアニメです。
◆SFアニメ「フルメタル・パニック」の感想・評価
20位 ぼくらの (2007)
🥉おすすめ度:78
★★★
出典:dアニメストア, (c)2007 鬼頭莫宏・小学館/ゴンゾ
ぼくらの夏が終わる…。理不尽なゲームを強いられる衝撃のロボットSF
あらすじ
夏休みに集まった15人の子どもたちは、洞窟で「ココペリ」という謎の男と出会う。彼は「巨大ロボットで敵を倒すゲーム」をしないかと言いはじめ、子どもたちはそのゲームに参加する。しかしロボットの動力源はパイロットのエネルギーであり、参加者は理不尽で残酷な戦いを強いられる。
おすすめポイント
恐ろしい作品です。このあまりにも理不尽なシチュエーションには絶句するしかありません。
1人1人のゲーム参加者が、順番にパイロットになって激闘を繰り広げるという悲劇。かなりの衝撃です。いずれやってくる激闘を待つあいだ、どんなふうに生きればいいのか。それぞれの子どもたちの生い立ち、コンプレックス、心境などが丁寧に描かれていきます。
普通のバトルだったら「勝てばいい」わけですが、このアニメの場合はそうじゃないんです。たとえ勝ってもタダでは済みません。まさに「生きること」をテーマにした壮絶なSFアニメです。
◆SFアニメ「ぼくらの」の感想・評価
19位 ノエイン もうひとりの君へ (2005)
🥉おすすめ度:78
★★★
出典:IMDb, (c)2005 赤根和樹・サテライト/ノエイン製作委員会
15年後の未来からやって来た謎の男。時空を超えた量子力学SF
あらすじ
小学6年生のヒロイン・上乃木ハルカは、ある日、教会の上にいる謎の男を発見する。しかもその男は、15年後の未来からやって来た幼なじみであることが明らかになり、ハルカは時空を超えた戦いに巻き込まれていく。
おすすめポイント
「量子力学」が出てくるなど、設定が細かく作り込まれているハードなSFです。でも難しく考える必要はなくて「いくつもの時空がある」「パラレルワールドが出てくる」くらいに考えておけばいいと思います。
むしろ注目してほしいのは「キャラクター」ですね。主要なキャラクターはかなり掘り下げて描かれるので、感情移入できると思います。壮大なストーリーですが、友情や絆をめぐる強いメッセージも感じられます。
「並行宇宙」「異次元」「未来人」などのワードに興味のある方におすすめ。隠れた名作だと思うので、ぜひチェックしてほしいです。
◆SFアニメ「ノエイン」の感想・評価
18位 エルフェンリート (2004)
🥉おすすめ度:79
★★★
出典:dアニメストア, (c)岡本倫/集英社・VAP・GENCO
研究所から脱獄したミュータント少女・ルーシー。悲劇のSFドラマ。
あらすじ
突然変異によって生まれたミュータント少女・ルーシー。そんな彼女は国家レベルの秘密として研究所に閉じ込められていたが、ある日、警備員たちを襲って外の世界に出る。
おすすめポイント
まず第1話が恐ろしいです。「ベクター」と呼ばれる目に見えない腕を持つミュータント少女が、警備員たちを襲っていくシーン。耐性のない人は見ない方がいいと思います。
1クール(全13話)ですが、事件がたくさん起きるので、高密度なストーリーに仕上がっています。1話からショックを受けたい人、残酷なシーンがあっても大丈夫な人、休日に一気見したい人におすすめです。
◆SFアニメ「エルフェンリート」の感想・評価
17位 無人惑星サヴァイヴ (2003)
🥉おすすめ度:79
★★★
出典:NHKスクエア, (c)江口寿史・NHK・NEP
7人の子どもたちが未知の惑星に不時着。本格的なSFサバイバル冒険活劇
あらすじ
22世紀。宇宙開発が進み、ヒトが地球の外で暮らすようになった未来。ある日、「ソリア学園」では木星への実習旅行が始まろうとしていたが、宇宙船が重力嵐にあってしまい、子どもたちは未知の惑星に不時着する。
おすすめポイント
かなり本格的なサバイバルです。7人の生徒と1匹のネコ型ロボットが協力して生き延びるんですが、まるで『十五少年漂流記』のようなリアリティがあります。
・食料をどこで手に入れるのか
・住む家はどうするのか
・どうやって移動するのか
・地図づくり
・シャワーづくり
作画はあまり良くないですが、それ以上にストーリーに引き込まれますね。子どもたちの感情のぶつかり合いはもちろんですが、物語の後半にはびっくりするようなどんでん返しもあります。
NHKで放送されただけあって、子どもでも楽しめるくらい視聴者に優しいアニメです。惑星サバイバルでわくわくしたい人はぜひ。
◆SFアニメ「無人惑星サヴァイヴ」の感想・評価
16位 地球へ… (2007)
🥉おすすめ度:79
★★★
出典:dアニメストア, (c)竹宮惠子/毎日放送・スカパーウェルシンク・アニプレックス・電通
コンピュータによる管理社会。超能力者を描いた壮大なスペースオペラ
あらすじ
遠い未来、人類はスーパーコンピュータによって生命を管理していた。子どもたちは14歳になると「成人検査」を実施され、その過程で生まれる超能力者「ミュウ」は処分されてしまう。しかし逃亡したミュウたちは集まって社会を形成しており、いつの日か地球へ帰ることを望んでいた。
おすすめポイント
この作品は「管理社会」を大きなテーマにしているので、かなり恐ろしいです。超能力者「ミュウ」に対する偏見など、現代にも通じるテーマがあると思います。
あと原作が少女マンガなので、キャラクターの感情が力強いです。設定やストーリーばかりにこだわるのではなく、それぞれの登場人物のドラマを描いているところが注目ポイントだと思います。
友情、平和、怒り、悲しみ、文明など壮大なテーマが詰まったスペース・オペラ。偏見がもたらすものは何か。争いがもたらすものは何か。いろいろと考えさせられる作品です。
◆SFアニメ「地球へ…」の感想・評価
15位 メトロポリス (2001)
🥉おすすめ度:80
★★★
出典:dアニメストア, (c)手塚プロダクション/METROPOLIS製作委員会
人間とロボットが共存する未来都市「メトロポリス」。記憶を失ったロボットの運命。
あらすじ
主人公の少年・ケンイチは、人間とロボットが共存する未来都市「メトロポリス」にやって来た。彼はそこで記憶を失っている人型ロボット・ティマを救い出すが、それがきっかけでメトロポリス全体をめぐる壮大な争いに巻き込まれていく。
おすすめポイント
シンプルだけどクオリティが高いです。キャラクターはぬるぬるとよく動きますし、未来都市の背景はかなり緻密です。壮大なBGMも映画のスケールによく合っていると思います。
監督は『銀河鉄道999』などで知られる「りんたろう」さん、そして脚本は『AKIRA』の大友克洋さんという豪華なスタッフ。今見ても色褪せない完成度です。
米国で最も有名な映画批評家「ロジャー・イーバート」も最高評価(★★★★)を与えているなど、専門家からの評価も高いです。未来都市で巻き起こる「ロボットと人間」の壮大なSFストーリー。必見です。
◆SFアニメ映画「メトロポリス」の感想・評価
14位 イノセンス (2004)
🥉おすすめ度:80
★★★
出典:dアニメストア, (c)2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD
少女型ロボットの暴走。謎の事件に迫るSFサスペンス
あらすじ
サイボーグやロボットが共存する2032年の日本。そんな世界である日、少女型ロボットが暴走し、人を襲ってしまう。刑事バトーはその事件を捜査するが、その途中で何者かによる妨害に苦しむ。
おすすめポイント
とにかく「映像美」と「音響」が素晴らしい。圧倒的なクオリティです。3Dと2Dのアニメーションが合体した未来的な映像。そこに川井憲次さんの音楽が加わるので、近未来やディストピアの世界観が力強く伝わってきます。
欠点があるとすれば、哲学的な引用が多くて会話がかなり難しいところですね。ちょっと知識を見せびらかしているようなところもありますが、これも押井作品の個性だと思って割り切るのがいいと思います。
不気味なオルゴール、人形、怪しげな建物など、SFホラーのようなムードも楽しめます。ストーリーよりも雰囲気を重視する人におすすめです。
◆SFアニメ映画「イノセンス」の感想・評価
13位 インターステラ5555 (2003)
🥉おすすめ度:80
★★★
出典:IMDb, (c)2003 Virgin Records Ltd / Labels a division of EMI Music France (c)Leiji Matsumoto & Daft Punk
ダフト・パンク × 松本零士。夢のコラボが実現したSFミュージックビデオ
あらすじ
青い肌の人々が暮らす惑星「ディスカバリー」。ある日、4人組の人気ロックバンドのライブが開催され、惑星の住民は熱狂していた。そんな中、いきなり謎の宇宙人がコンサートホールに侵入し、バンドメンバーたちを連れ出して飛び去ってしまう。
おすすめポイント
電子的な音楽で知られる2人組「ダフト・パンク」のアルバムMV。『銀河鉄道999』の松本零士さんによるSFアニメ映画です。
アルバムのためのミュージックビデオですが、きちんとストーリーがあります。青い肌をした宇宙人のロックバンドが、いきなり宇宙船にさらわれ、地球人として音楽活動をするようになるという物語。かなり壮大なスケールを味わえます。
セリフがないので最初は「ちょっと変だな」と思うかもしれませんが、しばらく見ていれば慣れてくるので大丈夫。松本零士さんのキャラクターデザインはもちろん見どころですが、電子的・未来的なダフト・パンクの音楽もキャッチーで良かったです。
SFに詳しくない人でも全然楽しめます。「ちょっとダフト・パンクの曲を聴いてみようかな」くらいの気持ちでチェックしてみましょう。
◆SFアニメ「インターステラ5555」の感想・評価
12位 パプリカ (2006)
🥈おすすめ度:81
★★★★
出典:ソニー・ピクチャーズ公式, (c)2006 Madhouse, Inc. and Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.
夢を共有できる装置「DCミニ」の盗難事件。夢探偵パプリカと犯人の戦い。
あらすじ
夢を共有できる装置「DCミニ」が盗まれ、人々が悪夢に苦しむという事件が発生する。「夢探偵」パプリカは、ナゾを解き明かすために夢世界に入り、そこで犯人との戦いを繰り広げる。
おすすめポイント
まず「夢を共有する」という独創的なアイディアが素晴らしいです。夢と現実の境界が分からなくなっていくのが恐ろしいんですよね。
しかも夢の世界では、奇妙な人形とか、動物のマーチングバンドなどの「強烈なビジュアル」に圧倒されます。作画クオリティも異常に高いです。
そもそも「夢と現実のあいまいさ」というテーマは、今敏監督が何度も取り組んでいるテーマです。『パーフェクトブルー』にせよ『千年女優』にせよ、今敏映画を観ていると「これが夢なのか現実なのか分からない」というシーンが出てきます。でもそんな鑑賞体験が刺激的で最高ですね。
まさに奇妙な夢を見ているかのような感覚を味わえる映画です。もはやSFアニメとか関係なく、1本の映画としておすすめしたい名作。
◆SFアニメ映画「パプリカ」の感想・評価
11位 Ergo Proxy (2006)
🥈おすすめ度:81
★★★★
出典:dアニメストア, (c)manglobe/NBCUniversal Entertainment/WOWOW
システムに管理された未来都市。突然現れた暴走ロボットの謎
あらすじ
完全な管理システムに支配された都市・ロムド。人々は「オートレイヴ」というロボットと共存し、「良き市民」として生活していた。しかし近年、ロボットが「コギトウイルス」に感染する事例が増えており、遂にロムドでも事件が発生してしまう。
おすすめポイント
とにかくダークな雰囲気がすごい。「アニメでもこういう上質なものが作れるんだぞ」という、制作者たちの熱意を感じます。
・暗いスクリーン
・怖いBGM
・哲学的なセリフ
・心理的なムード
・いかにも「ディストピアSF」という感じのデザイン
「日本のアニメって、美少女キャラクターが出てくるやつばっかりでしょ?」という人たちの偏見をふっ飛ばす作品です。日本のアニメには本格的なハードなSFもあるんですよ、と言ってあげたいですね。
もはやSFという枠組みを超えて、この作品だけのジャンルを生み出していると言っても過言じゃありません。ダークなアニメとか、難解なSFを求めている人はぜひ見てください。きっと後悔しないと思います。
◆SFアニメ「Ergo Proxy」の感想・評価
10位 交響詩篇エウレカセブン (2005)
🥈おすすめ度:82
★★★★
出典:dアニメストア, (c)2005 BONES/Project EUREKA
空から降ってきた少女と巨大メカ。空中をサーフィンするロボットSF
あらすじ
ある日、14歳の少年レントンのところに、少女エウレカと巨大ロボットが空から降ってくる。しかも彼女はレントンが憧れる組織「ゲッコーステイト」の一員だった。レントンは憧れだったゲッコーステイトの一員となり、やがて謎の生命体「スカブ・コーラル」をめぐる壮大なストーリーに巻き込まれていく。
おすすめポイント
まず「ロボットがサーフィンする」という発想がすごい。斬新です。ヤマト、ガンダム、エヴァなどロボットSFはたくさんありますが、それを「サーフィン」と繋げる思考回路はこれまでになかった(笑)。
理屈としては「トラパー」という粒子が空気中にただよっていて、その波に乗るという設定です。巨大なロボットが空中をサーフィンする姿は圧巻というしかないですね。
ボーイミーツガール、ロボットバトル、謎の生命体をめぐる壮大なストーリーなど、「王道」といえる要素が盛りだくさん。ジブリっぽくて暖かみのあるキャラクターデザインも綺麗ですし、見どころがたくさんあります。
まさかの巨大メカが空中サーフィンしちゃうSF。ロボットSFが好きならぜひ見てほしいアニメです。
◆SFアニメ「交響詩編エウレカセブン」の感想・評価
9位 FLCL フリクリ (2000)
🥈おすすめ度:82
★★★★
出典:dアニメストア, (c)1999 I.G / GAINAX / KGI
巨大メカ × 思春期 × ロック。謎のカッコ良さを放つ非日常ストーリー
あらすじ
主人公の少年ナンダバ・ナオ太は、ある日いきなり謎の女ハルハラ・ハルカと出会い、頭をベースギターで殴られる。それがきっかけで彼の頭にツノが生え、ありえないような日常が始まる。
おすすめポイント
とにかく勢いがすごいです。意味が分からないけど熱い。正体不明のカッコよさがあります。
簡単に言うと「巨大メカ」「思春期」「ロック」の三拍子で構成されるアニメなんですが、正直よく分からないですね(笑)。まさに「考えるな。感じろ!」という頭を空っぽにして見るタイプの作品だと思います。
思春期を扱っているので、あえて言うなら「成長」がテーマかもしれません。大人になりたい子ども。成長できない大人。でも説明できない魅力が多いので、まずは何も考えずに見てほしいです。
◆SFアニメ「FLCL フリクリ」の感想・評価
8位 時をかける少女 (2006)
🥈おすすめ度:83
★★★★
出典:hulu, (c)「時をかける少女」製作委員会2006
青春 × タイムリープ! 夏のムードが最高なSFアニメ映画
あらすじ
ある日、いきなり「タイムリープ能力」を身につけた高校2年生のヒロイン・真琴(まこと)。そのことを叔母に相談すると、年ごろの女の子にはよくあることだと言われる。戸惑う真琴だったが、やがて彼女は何でもかんでもタイムリープで解決するようになってしまう。
おすすめポイント
細田守監督による青春SFアニメ映画。「タイムリープもの」の傑作です。
エネルギッシュな女子高生がどんどんタイムリープするから爽快。テストの点数のためとか、カラオケの時間延長のためとか、くだらないことにタイムリープ能力を使います。
大人が見ると「なんか子どもっぽいな」と思うかもしれませんが、思春期の子どもの内面なんてこんな感じだと思いますよ(笑)。若いっていいなあ、と思わせてくれる映画です。
爽やかな夏のムードも最高ですね。真っ白な入道雲。青い空。セミの声。青春のときめきが伝わってきます。
毎年夏になると見たくなる映画。SFアニメとしても青春ストーリーとしてもおすすめです。
◆SFアニメ映画「時をかける少女」の感想・評価
7位 巌窟王 (2004)
🥈おすすめ度:83
★★★★
出典:dアニメストア, (c)2004 Mahiro Maeda・GONZO/KADOKAWA
古典文学 × 未来SF。謎めいた「モンテ・クリスト伯爵」の復讐ドラマ
あらすじ
パリの貴族であるアルベールは、つまらない日常から離れるため、月面都市・ルナのカーニバルに参加する。そこでは謎の紳士「モンテ・クリスト伯爵」が話題になっており、アルベールも伯爵の存在感に圧倒される。そこでアルベールは伯爵をパリの社交界に招待するが、伯爵には恐ろしい真の目的があった。
おすすめポイント
『モンテ・クリスト伯』という古典文学にSFテイストを加えたアニメ。
本作のポイントはなんといっても「ユニークな作画」です。「カラフルな和紙を切り貼りしたような」というか「蛍光マーカーと水彩画を合わせたような」というか、うまく言葉にできないタッチの絵です。でもこんなにユニークな作画タッチは他にないと思います。
あと、原作が古典文学なので、ストーリーが上質です。ここでいう「上質」というのは、謎とサスペンスに満ちていて、プロットに大きな矛盾がなく、ヒューマンドラマとして素晴らしい、という意味です。
基本的には「モンテ・クリスト伯爵」という男の復讐劇を描いているんですが、宇宙船やロボットなどが出てくるのでSFアニメとしても楽しめます。まさに「隠れた名作」「マイナーな傑作アニメ」だと思うので、ぜひチェックしてみてください。
◆SFアニメ「巌窟王」の感想・評価
6位 カイバ (2008)
🥈おすすめ度:83
★★★★
出典:dアニメストア, (c)2008 湯浅政明・マッドハウス/カイバ製作委員会
記憶がデータ化された世界。自分の正体を忘れた主人公のSFサスペンス
あらすじ
記憶のデータ化ができるようになった世界。記憶はデータバンクに保存され、売り買いしたり、新しいカラダへの「乗り換え」ができるようになった。そんな世界で、ある日、記憶を失った主人公・カイバが目を覚ます。やがて彼は記憶を取りもどす冒険に出発し、世界の真実に迫っていく。
おすすめポイント
まず「記憶を売ったり買ったりできる」という世界観がすごい。誰かの記憶を盗んだり、データ改ざんしたりするという展開も出てくるので、かなり恐ろしい世界です。でもどんどん引き込まれます。
そもそもタイトルの『カイバ』という言葉は、「海馬」という脳みその部位を意味しています。記憶がファイリングされる部位のことです。このアニメの世界観にピッタリの名前ですね。
「記憶を失った主人公が敵に追われる」というサスペンスフルな展開からも目が離せません。なぜ彼は記憶を失ったのか。ペンダントの写真に映っている女性は何者なのか。謎めいたストーリーとふしぎな世界観に圧倒されながら、最後まで一気見してほしい傑作です。
◆SFアニメ「カイバ」の感想・評価
5位 プラネテス (2003)
🥈おすすめ度:84
★★★★
出典:dアニメストア, (c)幸村誠・講談社/サンライズ・BV・NEP
人生哲学が詰まったSFヒューマンドラマ。宇宙がつなぐ人々の想い
あらすじ
宇宙ゴミの回収作業員として働く主人公・ハチマキ。彼には「宇宙船を買う」という夢があった。仕事と夢のあいだで揺れ動きながら、宇宙をめぐるドラマに巻き込まれていく物語
おすすめポイント
「宇宙ゴミの回収作業員」たちを描いたSFヒューマンドラマ。
人生哲学が詰まっていて、上質なエピソードの数々に胸打たれます。主人公ハチマキが色んな人に出会いながら、笑い、怒り、戸惑い、悲しみ、そして成長していくストーリー。
最大の注目ポイントは「主人公とヒロインと関係性」ですね。2人のラブストーリーとかそういう単純な話ではなく、2人の価値観のぶつかり合いがすごいです。
主人公ハチマキは「自分の夢」こそが1番大事だと信じていますが、ヒロインは「他者への愛」こそが大事だと訴えます。そんな2人の化学反応が見どころです。
それぞれのキャラクターの人生哲学がぶつかり合う。時にはケンカするし、時には慰め合う。設定としてはSFアニメに分類できますが、本質的にはそこに生きる人々のドラマを描いている作品です。ちょっと立ち止まって、自分の人生について考えてみたい方はぜひ。
◆SFアニメ「プラネテス」の感想・評価
4位 電脳コイル (2007)
🥈おすすめ度:84
★★★★
出典:dアニメストア, (c)磯 光雄/徳間書店・電脳コイル製作委員会
拡張現実を見せる「電脳メガネ」。謎と衝撃だらけの近未来SFストーリー
あらすじ
202X年、ネットにつながった「電脳メガネ」が子どもたちの間で広がっていた。ある日、ヒロインの優子は、電脳インフラの整った「大黒市」に引っ越すことになったが、そこで勇子という女子と運命的な出会いを果たす。
おすすめポイント
細かいSF設定がすごいです。例えば「電脳メガネ」という発明品は、頭部につけるディスプレイ装置と、メガネ型のコンピュータが合体したようなアイテムで、スマホみたいに普及しているという設定。現実とバーチャルが重なった「拡張現実」を見せてくれるため、オンラインゲームのような感覚のまま外に出て遊べます。
電脳メガネだけでも面白い設定ですが、他にもいろいろ出てきます。
・巨大企業メガマス
・電脳ナビ
・電脳ペット
・謎の電脳物質メタバグ
・謎の電脳生物イリーガル
・不安定な画像に出てくる「霧」
こういう細かい設定に加えて、謎だらけのストーリー、よく動く滑らかなアニメーション、どんでん返しの連続、温かい日常エピソードなど見どころがたくさんあります。
「もし子どもの頃の自分が電脳メガネを持っていたら・・・・・・?」と想像すると楽しいですよ。ワクワクしながら見てほしいSFアニメです。
◆SFアニメ「電脳コイル」の感想・評価
3位 天元突破グレンラガン (2007)
🥇おすすめ度:86
★★★★★
出典:dアニメストア, (c)中島かずき・今石洋之・プロジェクト「グレンラガン」
圧倒的に熱いロボットSF。お前のドリルで天を突け!
あらすじ
遠い未来、人類は地下で穴を掘りながら生活していた。そんな世界で暮らす内気な主人公シモンは、ある日、巨大なロボットの一部を発見する。そのパワーで天井を突き破ったシモンは地上に進出し、仲間たちと協力して、おそろしい獣人との戦いに挑んでいく。
おすすめポイント
とにかく熱量がすごい。圧倒的なエネルギーです。どんな困難がやってきても気合いとドリルで乗り越えるのがアツい。
敵を倒す。少女を救う。悪役をふっ飛ばす!「考えるな。感じろ!」と言わんばかりの熱量。すさまじい勢いで駆け抜けます。
名言が多いところもポイントで、すごくポジティブになれます。「ドリルはお前の魂だ」「おまえが信じる、おまえを信じろ!」「俺は俺だ。穴掘りシモンだ!」どれも熱すぎる。
自分を信じること。壁を突き破ること。ヒトが成長するということ。胸熱すぎるロボットSFです。お前のドリルで天を突け!
◆SFアニメ「天元突破グレンラガン」の感想・評価
2位 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX (2002)
🥇おすすめ度:87
★★★★★
出典:dアニメストア, (c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会
サイバー社会の闇。生々しいほどリアルな社会派SFサスペンス
あらすじ
マイクロマシンが普及した西暦2030年の日本。サイバー技術の悪用が広がるなか、警察組織「公安9課」は、日々サイバー社会の治安維持をおこなっている。
おすすめポイント
重厚なサイバーパンクアニメ。サイバー社会の治安維持を行う公安9課を描いた近未来SFです。
この作品は「サイバー社会の闇」を見せてくれます。いろいろと考えさせられる社会派SFです。
・コンピュータウイルス
・ネットの集団心理
・電脳硬化症
etc.
電脳化テクノロジーが進んだ結果、どんな社会問題が起きるのかをリアルに描いていると思います。見ごたえバツグンです。
あと、忘れてほしくないのが「菅野よう子さんの音楽」。相変わらず素晴らしいです。作中のBGMはもちろんですが、私がとくに好きなのはエンディング曲の『lithium flower』。「近未来SF」や「サイバー犯罪」の感じが伝わってくるところがすごく好きなんですよね。
リアルな未来を想像できるので、社会派アニメとしても楽しんでほしい作品。考えさせられる傑作を見たい方におすすめです。
◆SFアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の感想・評価
1位 コードギアス 反逆のルルーシュ (2006)
🥇おすすめ度:87
★★★★★
出典:dアニメストア, (c)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (c)2006 CLAMP・ST
友情、家族、復讐、平和、犠牲…。その全てを抱えた青年「ルルーシュ・ランペルージ」
あらすじ
超大国ブリタニア帝国に支配された日本は「エリア11」と呼ばれていた。そんな日本に住む少年ルルーシュは、謎の少女C.C.(シーツー)から、他人をコントロールできる「ギアス」という能力を授けられる。
おすすめポイント
他人をコントロールできる能力「ギアス」を描いたSFアニメ。
設定としては「ロボットバトル」と「政治ドラマ」が合体したタイプの作品です。ストーリーは「ガンダム」や「銀河英雄伝説」などのスペースオペラ系に近いと思います。とにかくSF好きの求める要素がたくさん詰まっているアニメですね。
でもSFとか政治ドラマとかを抜きにしても、このアニメは主人公「ルルーシュ・ランペルージ」を描いた1つの物語として美しいです。友情、恋愛、家族、復讐、正義、平和、善悪・・・・・・。どんな人が見ても何かしら心に響くものがあるはず。
CLAMPさんのキャラクターデザイン、SUNRISEの安定した神作画、声優さんの名演技、そして圧巻のラストなど、とにかく見どころが多くて書ききれません。男女を問わず熱狂的なファンが多く、「1番好きなアニメ」として挙げる人も多いです。もしまだ観たことがなければ、ぜひチェックしてみてください。
◆SFアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」の感想・評価
【一覧まとめ】2000年代のSFアニメおすすめランキング
以上が「2000年代のSFアニメおすすめランキング」でした。おすすめ度ごとにまとめると、以下のとおりです。
🥇大傑作(おすすめ度:86〜90)
コードギアス 反逆のルルーシュ
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
天元突破グレンラガン
🥈傑作(おすすめ度:81〜85)
電脳コイル
プラネテス
カイバ
巌窟王
時をかける少女
FLCL フリクリ
交響詩編エウレカセブン
Ergo Proxy
パプリカ
🥉良作(おすすめ度:76〜80)
インターステラ5555
イノセンス
メトロポリス
地球へ…
無人惑星サヴァイヴ
エルフェンリート
ノエイン もうひとりの君へ
ぼくらの
フルメタル・パニック!
🎖️入選(おすすめ度:〜75)
ちょびっツ
鉄人28号
ヒロイックエイジ
獣王星
ペイルコクーン
2000年代のSFアニメは、今見てもびっくりするくらいハイクオリティな作品が多いですね。特に『攻殻機動隊』や『コードギアス』は代表格だと思います。
どれも大人を唸らせるようなアニメなので、機会があればぜひ視聴してみてください。