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エンジニア漫画おすすめ16選|IT・ゲーム開発・ものづくりの現場を描く名作

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エンジニア漫画おすすめ16選|IT・ゲーム開発・ものづくりの現場を描く名作

プログラムの裏側から製品が完成する瞬間まで楽しめるエンジニア漫画。

IT企業で働くSE、ゲームの企画と開発に挑むクリエイター、電子工作に夢中になる技術者。エンジニアの仕事といっても、作るものや求められる能力はさまざまですよね。

技術の仕組みだけじゃなく、仲間との連携や納期の難しさまで分かるところも漫画ならではの魅力です。

  • プログラミングやシステム開発を描く漫画を読みたい
  • ゲーム会社の仕事やものづくりの現場を知りたい
  • 専門知識が少なくても楽しめる技術者漫画を探している

こんな悩みを解決するために、この記事ではエンジニア漫画おすすめ16選をご紹介します。IT・システム開発、ゲーム制作、ハードウェア・技術者の3タイプに分けて、仕事内容と物語の魅力を具体的に紹介していきます。

ミヤガミ
ミヤガミ

技術の仕組みと、それを使う人・作る人の物語を両方楽しめる作品を集めました。まずは興味のある分野から読んでみてください。

【IT・システム開発】エンジニア漫画おすすめ8選

ここからは、ITやシステム開発を描いたエンジニア漫画おすすめ8選をご紹介します。ハッキングを題材にしたサスペンスから、Linuxの実務解説や社内SEの日常まで、幅広く集めました。

1. 王様達のヴァイキング

🥉おすすめ度:80
★★★

社会に馴染めない天才ハッカーと投資家が出会う。技術で世界を変えるITドラマ

あらすじ

人との交流が苦手で、卓越したプログラミング能力を持つ青年・是枝一希は、働く場所や自分の能力の使い道を見つけられずにいた。そんな彼に目を留めたのが、投資家の坂井大輔。
坂井は是枝の技術力を認め、それを世の中で役立てる方法を考え始める。二人はサイバー犯罪やシステムの問題に関わるなかで、技術が社会を動かす力にも、人を傷つける力にもなると知っていく。

おすすめポイント

『王様達のヴァイキング』は、技術に秀でた人が社会とどう関わるかを、ハッキングのスリルと一緒に描いているのが魅力です。是枝はコードを書く能力に優れていますが、人との会話や仕事の進め方は苦手。

そこに坂井という違う強みを持つ人物が加わることで、二人が一緒でなければできないことが見えてきます。

情報システムの問題は単なる機械の故障ではなく、企業や人々の信頼ともつながります。作中には高度な技術も登場しますが、読みたいのは手口の再現ではなく、登場人物たちの判断と倫理です。

さだやすさんの画面は表情の変化が分かりやすく、緊張した会話も読み進めやすいと思います。ITの技術と人間ドラマを一緒に楽しみたい方におすすめです。


2. なれる!SE

🥉おすすめ度:78
★★★

入社早々トラブル続きの新人SE。納期と顧客対応に追われる業界コメディ

あらすじ

大学を卒業してIT企業へ就職した桜坂工兵は、想像していた穏やかな社会人生活とは違う現場に放り込まれる。担当するのはネットワークやサーバーなどのシステム構築と運用に関わる仕事。
分からない専門用語に戸惑う暇もなく、顧客の要望や予定外のトラブルが持ち込まれてくる。先輩社員の厳しい指導を受けながら、工兵は技術と仕事の進め方を少しずつ覚えていく。ライトノベル原作の漫画化作品。

おすすめポイント

システムエンジニアの仕事を、仕様だけでなく人との調整まで含む仕事として描くところが面白いです。工兵は技術を覚えるだけでなく、顧客から何を求められているかを考え、チームで納期へ向かわなければなりません。

机に座ってプログラムを書くことだけがSEではないと分かります。

作中のトラブルはコメディとして強く誇張されることもありますが、専門用語が会話や仕事の流れに沿って登場するため、興味を持つ入口になります。

新人がミスをしながら学ぶ姿に、働き始めた頃の気持ちを重ねる方もいそうです。ただし過酷な働き方を当然と受け取る必要はありません。技術と顧客対応の両方に興味がある方におすすめです。


3. こうしす!@IT支線

🥉おすすめ度:76
★★★

こうしす!@IT支線は公式サイトで公開されています。

公式の4コマ漫画を読む
「こうしす!@IT支線」のメインビジュアル
出典:アニメ「こうしす!」公式サイト

架空の鉄道会社の社内SEが奮闘。身近な情報セキュリティの失敗を描く

あらすじ

架空の鉄道会社・京姫鉄道では、社内の情報システムを支える担当者たちが、日々の運用やセキュリティの問題に向き合っている。
主人公の祝園アカネは、システムを使う社員や周囲の人々と関わりながら、予想外のトラブルに対応することになる。
鉄道会社の業務は多くの人が使う情報に支えられているため、小さな判断の違いが大きな問題につながることもある。
ITと職場のやり取りを題材にした作品。

おすすめポイント

『こうしす!』の面白さは、情報セキュリティが特別な部署だけの問題ではないと伝えるところです。普段何気なく行う操作でも、扱う情報や周囲の状況によって危険が変わります。

技術的な対策があっても、実際に使う人の行動が伴わなければ十分ではありません。

鉄道会社という日々の運行が欠かせない場所が舞台なので、システムを安全に動かし続ける意味を考えやすいと思います。

専門的な用語ばかりを並べるのではなく、登場人物の仕事の失敗や会話から問題を紹介するところに親しみがあります。

アニメから派生した公式の四コマ漫画です。情報セキュリティを身近な仕事の失敗や会話から知りたい方におすすめです。


4. まんがでわかるLinux シス管系女子

🎖️おすすめ度:74
★★

Linuxの操作を女子社員と一緒に学ぶ。サーバー管理の疑問を漫画で解く実用作

あらすじ

IT企業で働く新人社員・日向は、Linuxの操作に慣れないまま、サーバーやシステム管理に関わる仕事へ向き合うことになる。
日々の業務では、ファイルを探す、設定を確かめる、作業を効率よく進めるなど、小さな疑問が次々に現れる。周囲の人々に助けられながら、日向はコマンドと呼ばれる文字による操作方法を少しずつ覚えていく。
仕事の困りごとを解決する流れのなかでLinuxの仕組みを学べる漫画。

おすすめポイント

本作の強みは、仕事で困った場面から必要なコマンドを覚えられることです。最初から難しい操作を暗記するというより、「このファイルはどこにあるんだろう」という疑問から読み始められます。

何を解決したいのかがはっきりしているので、技術の説明も頭に入りやすいと思います。

主人公が試行錯誤する様子は、ITを学び始めた方にとって身近に感じられるはずです。専門書としても使える一方、漫画の会話で進むので読み疲れしにくいのも魅力です。

Linuxの仕様は時間とともに変わるため、実務でコマンドを使う場合は現在の公式情報も確認したいところです。エンジニア漫画を読みながら仕事に役立つ知識も得たい方におすすめです。


5. SE女子の日常

🎖️おすすめ度:73
★★

元システムエンジニアが描く仕事のあるある。開発現場の小さな悩みを笑う

あらすじ

システムエンジニアとして働いた経験を持つ作者が、職場での出来事をイラストと漫画で紹介するシリーズ。
大きなプロジェクトを一つ追う物語というより、日々の作業で生まれる疑問や、パソコンの使い方をめぐる小さな発見が中心だ。
テキストの選択や作業環境、困ったときの対応など、日常のIT業務に関係する題材が短く取り上げられる。実務を知る人なら思わずうなずく場面も多い。

おすすめポイント

『SE女子の日常』は、大事件ではない仕事の小さな違和感を拾ってくれるところが魅力です。職場のパソコン環境や効率的な操作方法について、普段は言葉にしない気持ちが漫画になります。

同じ経験をした方には「そんなこともあった」と笑える内容が多いと思います。

一つの長い事件を追う形式ではないので、休憩時間に少しずつ読むのにも合います。元SEの視点から描かれていますが、登場する働き方をIT企業すべてに当てはめる必要はありません。

漫画を通じて共感を楽しみながら、知らなかった操作へ関心が向くこともありそうです。技術解説をじっくり読むより、エンジニアの日常に軽く触れたい方におすすめしたい作品です。


6. ぱいじょ!

🎖️おすすめ度:72
★★

ぱいじょ!は公式サイトで公開されています。

公式の4コマ漫画を読む
ITエンジニアを目指す女子高生の4コマ漫画「ぱいじょ!」
出典:paiza「ぱいじょ!」公式ページ

プログラミングを学ぶ女子高校生三人の4コマ。ITへの興味を広げる学園漫画

あらすじ

ITエンジニアを育成する学校「私立パイザ女学院高等部」では、霧島京子、六村リオ、緑川つばめの三人が学園生活を送っている。
彼女たちはプログラミングなどの学習に関わりながら、友人同士ならではの騒動や笑いを繰り広げる。専門知識を延々と説明する授業漫画ではなく、技術への興味をきっかけにした日常のやり取りが中心。
プログラミング学習サービスのpaizaが展開した四コマ漫画シリーズ。

おすすめポイント

本作は、プログラミングの世界を女子高生の気軽な会話から見られるところがいいと思います。ITの学習は難しそうに感じるかもしれませんが、最初からすべてを理解しなくても、登場人物たちの掛け合いを楽しめます。

技術の話題と日常のギャグが混ざるのが面白いです。

霧島京子たちはそれぞれ違う性格を持ち、三人が同じ話をしていても反応が異なります。四コマ形式なので短い時間で読める点も魅力です。

実際にプログラミングを身につけるには別の学習が必要ですが、ITへ興味を持つきっかけにはなると思います。複雑な仕事の説明より、まずは学園コメディとしてエンジニアの世界へ触れたい方におすすめです。


7. いきのこれ!社畜ちゃん

🎖️おすすめ度:70
★★

IT企業の仕事に追われる女子社員。過酷な毎日を自虐的に描く職場コメディ

あらすじ

システムエンジニアとして働く女性・社畜ちゃんは、IT企業で仕事に追われる日々を送っている。締め切りや急な作業、同僚とのやり取りなど、職場で起こる出来事は小さな失敗から大きな騒動までさまざま。
休みたいと思ってもなかなか休めない状況を、かわいらしいキャラクターと強いギャグで描いていく。開発現場での悩みや働き方を、少し極端な日常コメディとして楽しむ作品。

おすすめポイント

『いきのこれ!社畜ちゃん』は、仕事の忙しさをかわいい絵柄と強い自虐ネタで描くギャップが魅力です。笑いながら読める一方で、業務が積み重なる不安や、誰かに仕事を頼みにくい空気にも少し現実味があります。

技術者の日常を扱う漫画として、独特な距離感があります。

職場のやり取りが短い場面でまとまっているため、時間をかけずに読む楽しさもあります。ただし、極端な長時間労働はギャグとして誇張された表現も多く、現実のエンジニアの仕事が必ずそうだという意味ではありません。

働き方を肯定する作品としてではなく、仕事あるあるを軽く笑いたいときに読むのがおすすめです。社会人コメディが好きな方にも合うと思います。


8. うぶんちゅ!

🎖️おすすめ度:69
★★

文化部のパソコンへLinuxを導入。自由ソフトウェアに触れる学園漫画

あらすじ

学校の文化部でパソコンを使う生徒たちは、部のコンピューター環境について悩みを抱えていた。そこで話題になるのが、無料で利用できるLinux系OS「Ubuntu」。
普段使い慣れた仕組みと違うため、操作方法やソフトウェアの考え方に戸惑いながらも、新しい環境を試していく。学校の仲間たちがパソコンを触るなかで、オープンソースや自由ソフトウェアの世界に少しずつ関心が広がる。

おすすめポイント

本作で印象的なのは、新しいOSを試す好奇心そのものが物語の出発点になるところです。誰もが知っているパソコンの使い方だけが正解ではなく、ほかの選択肢を知ることの楽しさが描かれます。

仲間と同じ画面を見ながら試行錯誤する時間は、技術を学ぶ原点のように感じられますね。

UbuntuはLinux系OSの一つで、ソースコードを公開する文化とも深く結び付いています。漫画ではその入口に触れられますが、実際のインストール方法や操作は刊行時から変わっている可能性があります。

実務的なマニュアルとして使うより、パソコンの仕組みや自由ソフトウェアへ興味を持つ読み物としておすすめです。


【ゲーム開発】エンジニア漫画おすすめ4選

ここからは、ゲーム開発を描いたエンジニア漫画おすすめ4選をご紹介します。面白いゲームを作るという目標の裏側で、制作の技術や納期、仲間との連携に向き合う人々を描いた作品です。

1. 東京トイボックス

🥈おすすめ度:82
★★★★

面白いゲームを作りたい社長と仲間たち。理想と納期の板挟みを描く開発現場

あらすじ

小さなゲーム制作会社「スタジオG3」を率いる天川太陽は、面白いゲームを作ることに強いこだわりを持っている。しかし会社を続けるには、クライアントの要求や制作費、納期を考えなければならない。
開発チームは日々、仕様変更やバグへの対応に追われ、太陽の思いが周囲と衝突することもある。ゲームを遊ぶ側からは見えにくい制作現場で、仲間たちは一本の作品を完成させようと奮闘する。

おすすめポイント

『東京トイボックス』の大きな魅力は、作りたいゲームと仕事として完成させるゲームの違いがよく分かるところです。太陽は面白さを諦めたくありませんが、スタッフの時間や会社のお金には限界があります。

優れたアイデアを思いつくだけでは商品にならない、という難しさが胸に残ります。

バグの修正や仕様の確認など、地味な作業の積み重ねが開発には必要です。その一方、面白い瞬間が生まれるとチーム全体の空気が変わるところにものづくりの魅力があります。

うめさんの漫画は人物同士の衝突を分かりやすく見せるため、ゲーム制作の専門知識がなくても読みやすいです。クリエイターと会社経営の両方に興味がある方におすすめです。


2. 大東京トイボックス

🥈おすすめ度:81
★★★★

小さなゲーム会社の仕事は次の段階へ。新人の挑戦と業界の現実を描く続編

あらすじ

『東京トイボックス』の物語から続き、ゲーム制作会社「スタジオG3」では新しい開発や組織の課題が持ち上がる。天川太陽たちは面白い作品を作ることにこだわりながら、会社を続けるための難しい選択にも向き合っていた。
そこへゲーム制作を志す百田モモが関わるようになり、開発現場の考え方や人間関係が変化していく。個人の才能だけでは乗り越えられない業界の問題が、チームの仕事に影響を及ぼす。

おすすめポイント

続編の魅力は、ゲームを作る人の夢だけでなく、会社と業界の仕組みまで見えることです。新人のモモが悩みながら自分の役割を探す姿には、開発現場へ入ったばかりの人の不安が表れています。

太陽たちも前作から成長している一方、理想だけでは解決できない問題が増えます。

開発チームの判断が経営や表現の問題とつながるため、仕事の難しさを多角的に考えられます。うめさんが描く人物たちは、それぞれ違う正しさを持ち、意見がぶつかるところにも魅力があります。

前作を読んでから入ると関係性が分かりやすいので、『東京トイボックス』とセットで楽しむのがおすすめ。ゲームづくりの現場を長く追いたい方に向いていると思います。


3. NEW GAME!

🥉おすすめ度:80
★★★

ゲーム会社へ入った新人デザイナー。憧れの作品を作るチームで働く4コマ

あらすじ

高校卒業後、ゲーム制作会社イーグルジャンプへ入社した涼風青葉は、憧れのゲームを手がけた職場で働き始める。
彼女が配属されたチームには経験豊かな先輩たちがおり、青葉はキャラクター制作の仕事を覚えながら、決められたスケジュールへ向き合う。
デザインを完成させるには、自分の好みだけでなく、ゲーム全体の世界観や担当者との調整も必要になる。新人が制作の一員として成長していく日常を描く。

おすすめポイント

『NEW GAME!』は、好きなゲームの制作に参加できる嬉しさを、明るい職場コメディとして描いています。青葉は憧れの先輩と同じ場所で働くことに感激しながらも、プロとして求められる品質や納期に悩みます。

その素直な反応がかわいいです。

キャラクターデザインでは、自分が作りたい絵とチームが必要とする絵の違いが出てきます。先輩からの助言を受けて成長していく過程には、創作の仕事ならではの魅力があります。

ただしゲーム会社の労働環境は作品のコメディとして描かれた部分もあるので、実際の職場すべてを同じだと考える必要はありません。ゲーム制作と働く女性たちの日常を楽しみたい方におすすめです。


4. 16bitセンセーション

🥉おすすめ度:76
★★★

1990年代の美少女ゲーム制作へ。PC-98時代の制約と熱気を楽しむ

あらすじ

1990年代のゲーム制作現場では、パソコンの性能や記録容量、画面に表示できる色数に限りがあった。
そんな環境で美少女ゲームを作るクリエイターたちは、少ない情報量のなかで魅力的な絵や音、物語を形にしようと工夫していた。
本作は当時のゲーム会社を舞台に、開発に携わる人々の情熱と、制作手法の変化を描く漫画。アニメ『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』とは設定や展開が異なる部分がある。

おすすめポイント

昔のゲーム制作に興味がある方には、技術的な制約がアイデアを生み出すところが面白いと思います。使える色やメモリが限られているからこそ、絵の見せ方や演出に工夫が必要になります。

新しい機材が当たり前に使える今とは違う、ものづくりの考え方が見えてきます。

PC-98など当時のパソコン文化に触れられる点も魅力で、ゲームを遊ぶ側だった方には懐かしく感じられるかもしれません。題材となるのは美少女ゲームの制作ですが、注目したいのは開発工程や仕事への情熱です。

過去の技術をただ古いものとして扱わず、その時代にできる最高の表現を探す姿を見たい方におすすめです。


【ハードウェア・技術者】エンジニア漫画おすすめ4選

ここからは、ハードウェアや技術者を描いたエンジニア漫画おすすめ4選をご紹介します。コンピューター開発や電子工作、製造現場の技術者たちなど、実際にものを作る人の仕事が中心の作品です。

1. スティーブズ

🥈おすすめ度:82
★★★★

二人のスティーブがパソコンの未来を描く。Apple創業期を題材にした技術者ドラマ

あらすじ

個人用コンピューターがまだ広く普及していない時代。機械を作ることに情熱を持つスティーブ・ウォズニアックと、新しい製品を社会へ広めたいスティーブ・ジョブズは、互いの才能に刺激を受けながら開発を進めていく。
小さな場所から始まった挑戦は、部品の調達や製品の完成、販売方法などさまざまな課題に直面する。Appleの創業期に関わる実在人物をもとに、ものづくりと事業の発展を描く漫画。

おすすめポイント

『スティーブズ』の見どころは、優れた技術と、それを世の中に届ける発想の違いです。ウォズニアックは機械を作る喜びにあふれ、ジョブズは人が欲しいと思う製品の姿を考えます。

二人の個性がぶつかるからこそ、ひとつの製品が持つ意味も大きくなります。

昔のコンピューターは今のように完成した便利な道具ではなく、自分で組み立てる楽しさのある存在でした。その時代の熱気を漫画の会話や開発場面から感じられます。

実在人物の歴史に基づく作品ですが、会話や出来事には漫画としての脚色もあるため、史実を知る場合は別の資料とも照らし合わせたいところ。技術と起業の両方に興味がある方におすすめです。


2. ハルロック

🥉おすすめ度:77
★★★

電子工作好きの少女が身近な問題を解決。回路と部品から発想が広がる物語

あらすじ

電子工作が大好きな少女・向阪晴は、日常生活のなかで気になることがあると、自分で装置を作って解決しようとする。学校や町の人々と関わるうちに、晴の発明は誰かの困りごとと結び付いていく。
必要な部品を集め、回路を考え、実際に動かしてみる。思いどおりにいかないこともあるが、晴は試作と失敗を繰り返しながら、ものづくりの面白さを追いかけていく。身近な電子工作を題材にした漫画。

おすすめポイント

『ハルロック』は、思いついたものを実際に作って試す楽しさを感じられる作品です。晴は難しい理論を話すだけではなく、部品を組み合わせて動くものを作ろうとします。

完成したときの嬉しさはもちろん、思ったように動かないときの試行錯誤が面白いです。

電子回路やセンサーなど、少し専門的な要素も出てきますが、誰かの生活をよくするという目的があるので、初心者でも興味を持てると思います。

技術者が一人で考え続けるのではなく、周囲の人の困りごとに耳を傾ける姿も魅力です。プログラムを書くことだけがエンジニアではないと分かります。

電子工作へ関心がある方や、ものづくりの発想力を磨きたい方におすすめです。


3. シブすぎ技術に男泣き!

🎖️おすすめ度:73
★★

製造業の現場で働く技術者へ光を当てる。部品と仕事への熱意を描く実録系漫画

あらすじ

機械の部品や装置を作る工場には、表舞台に出ることが少なくても確かな技術を持つ人々が働いている。本作では、そうした現場へ取材に赴き、製品が完成するまでの工夫や、働く人たちの考え方を漫画で紹介していく。
設計や加工、保守の仕事には違う専門性があり、一つの部品が出来上がるまでにも多くの試行錯誤がある。ものづくりを支える人々の姿から、技術へのこだわりを知ることができる。

おすすめポイント

本作の魅力は、完成品からは見えない技術者の工夫を教えてくれるところです。普段何気なく使う機械にも、加工精度や耐久性を考えて作った人がいます。

部品の形ひとつに理由があると知ると、ものの見方が少し変わります。

技術者の仕事を大げさに英雄視するだけでなく、現場でどんな問題に向き合うかを知れるのも読みどころです。

取材をもとにした漫画なので、当時の設備や企業の状況を描いている点には注意が必要ですが、ものづくりへの考え方は今でも興味深いと思います。

IT系の開発と違う職人技に触れたい方や、工場の仕事を身近に感じたい方におすすめしたい作品です。


4. 理系の人々

🎖️おすすめ度:72
★★

論理的な考え方が日常で空回り。技術職や理系の生活を笑いにするコミックエッセイ

あらすじ

理系の学問や技術の仕事に関わってきた作者が、自分の体験や身近な出来事を漫画にしたシリーズ。
日常生活のちょっとした疑問に理由を求めたり、道具の使い方を工夫しようとしたり、周囲と考え方が噛み合わなかったりする場面が描かれる。
仕事の話題に限らず、家庭や買い物などの身近な生活にも視点が向けられ、理系に関わる人の発想がユーモラスに紹介される。

おすすめポイント

『理系の人々』では、当たり前のことをつい分析してしまう姿に笑いが生まれます。日常の小さな問題でも、仕組みや効率を考えてしまう。便利なこともあれば、周囲には少し面倒に映ることもあります。

そのずれが、親しみやすいギャグになっています。

実際の製品開発を長く追う漫画ではありませんが、理系の考え方を身近な場面から楽しめます。作者の体験をもとにした表現もあるため、理系の人がみな同じ性格だとは考えず、一つの視点として読むのがよさそうです。

専門用語の解説を読むのが苦手な方でも短い話から触れられます。仕事や学校での「あるある」を気楽に笑いたい方におすすめです。


【まとめ】エンジニア漫画のおすすめ作品から好みに合う一作を選ぼう

ノートパソコンと漫画を開いた机から夕暮れの街を望むイラスト

エンジニア漫画おすすめ16選には、システムの安全を守る仕事、ゲームを作るチーム、電子工作や製造業の現場まで幅広い題材がそろっています。技術と社会のつながりを考えるなら『王様達のヴァイキング』が入口です。

優れた技術を持つ主人公が他者と出会い、その力をどう使うか考えていく展開に引き込まれます。実務寄りの知識に触れたい方は『まんがでわかるLinux シス管系女子』や『うぶんちゅ!』も見てみてください。

ゲームづくりの熱量を味わいたいなら『東京トイボックス』『大東京トイボックス』『NEW GAME!』がおすすめです。作品ごとに職場の雰囲気は違いますが、企画と制作を一人では進められない点は共通しています。

部品を動かし、形あるものを作る楽しさに惹かれるなら『ハルロック』や『シブすぎ技術に男泣き!』を選ぶとよいでしょう。完成品の裏にある工夫や地道な試行錯誤が見えてきます。

エンジニアという言葉だけで作品を一括りにせず、ソフトウェア、ゲーム、ハードウェアのどこに興味があるかを手がかりに選んでみてください。

四コマや仕事コメディで気軽に触れたい方にも、長い物語で人物の成長を追いたい方にも選択肢があります。

技術の描写は作品の時代や演出によって変わるので、現在の実務を学ぶ際には公的な資料も併せて確認しながら、まずは気になる一冊を楽しんでください。

🥈傑作(おすすめ度:81〜85)
東京トイボックス
大東京トイボックス
スティーブズ

🥉良作(おすすめ度:76〜80)
なれる!SE
こうしす!@IT支線
NEW GAME!
16bitセンセーション
ハルロック
王様達のヴァイキング

🎖️入選(おすすめ度:71〜75)
まんがでわかるLinux シス管系女子
SE女子の日常
ぱいじょ!
シブすぎ技術に男泣き!
理系の人々

おすすめ度:66〜70
いきのこれ!社畜ちゃん
うぶんちゅ!

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