
アクションアニメおすすめ40選を探すなら、作画の迫力だけでなく、剣戟や銃撃など好きな戦い方でも選びたいですよね。
この記事は、次のような方に向けてまとめました。
- 動きのある作画をじっくり楽しみたい方
- 剣戟・格闘・銃撃から好みのアクションを選びたい方
- 定番から個性派まで作品ごとの見どころを比較したい方
映像だからこそ伝わる重さや速さがあり、同じ戦闘シーンを何度も見返したくなる作品もあります。
この記事では、アクションアニメおすすめ40選を「王道バトル」「作画・映像美」「剣戟・格闘」「銃撃・犯罪」「ダーク・残酷」「個性派」の6タイプに分けて紹介します。
シリーズものは紹介する版を明確にし、画面の動きや戦闘演出がどう違うかまで具体的に見ていきます。

アクションの魅力は速さや派手さだけではありません。能力戦から剣戟、銃撃まで、好きな戦闘の見せ方から作品を選んでみてください。
【王道バトル】アクションアニメおすすめ11選
まずは、王道バトルを楽しめるアクションアニメから見ていきましょう。
能力の派手さだけじゃなく、技の条件、距離の取り方、仲間との連携まで戦いの面白さにしている作品を中心に選びました。
1. HUNTER×HUNTER
🥇おすすめ度:89
★★★★★
出典:Netflix『HUNTER×HUNTER』公式作品ページ
勝負を分けるのは、念能力の強さよりも制約の読み合い
あらすじ
くじら島で育った主人公・ゴンは、幼いころに別れた父ジンが世界屈指のハンターだと知り、自分も同じ職業を目指す。ハンター試験へ向かう旅でクラピカ、レオリオ、キルアと出会い、危険な課題を突破していく。
やがてゴンたちは、身体能力だけでは通じない「念」という力を学び、それぞれの目的へ進んでいく。試験後も天空闘技場や各地の事件を通して、ゴンとキルアは念の基礎から応用まで段階的に覚えていく。
おすすめポイント
バトルの面白さを「強い技を出した方が勝つ」で終わらせないのが本作の魅力です。念には系統や得意不得意があり、自分で制約を課すことで能力を尖らせる考え方があります。
相手の能力を知らない場面では、視線や距離の取り方、何を隠しているのかまで手掛かりになるんですよね。能力のルールを読み解くこと自体が戦いになるので、技を交える前から緊張感があります。
2011年版は長編を通して作画と演出の安定感があり、軽やかな動きから張り詰めた対決まで振れ幅も大きいです。キメラアント編のように戦闘そのものが心理戦へ寄る局面もあり、同じシステムを使いながら読み味が変わります。
相手の能力を説明しすぎず、視聴者にも推測させる余地があるのも魅力です。
2. 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
🥇おすすめ度:89
★★★★★
出典:Netflix『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』公式作品ページ
錬金術を武器に変える兄弟と仲間たちの、息の合った連携戦
あらすじ
錬金術師の兄弟、エドワードとアルフォンスは、禁忌を犯した代償として失った身体を取り戻す方法を探して旅をする。兄のエドは国家錬金術師となり、弟のアルとともに「賢者の石」の手掛かりを追う。
調査を進めるほど軍や国家を巻き込む陰謀へ近づき、二人の旅は個人的な目的だけでは終わらなくなる。各地で出会う錬金術師や軍人との関係も広がり、兄弟が追う真実は国の成り立ちそのものへつながっていく。
おすすめポイント
錬金術を必殺技ではなく、その場で答えを作る技術として使うところが面白いです。床を壁へ変える、金属を武器にする、障害物を盾にするといった判断が一瞬で入り、同じキャラクターでも地形や相手によって戦い方が変わります。
主人公・エドの近接戦だけでなく、アルの防御、ロイ・マスタングの炎など戦闘スタイルも多彩です。能力とキャラクターの性格がそのまま戦い方に出るので、大人数の場面でも役割をつかみやすいんですよね。
BONESらしい大きな動きの作画も見応えがあります。錬成陣の有無や使える素材など条件が人物ごとに違うので、強さが単純な数値になりません。
物語後半では複数の戦場が並行しても、それぞれの能力が役割を持つため整理して見やすいです。
3. 呪術廻戦
🥇おすすめ度:86
★★★★★
出典:Netflix『呪術廻戦』公式作品ページ
術式と体術が交錯する、目で追うのも楽しい異能バトル
あらすじ
高校生の主人公・虎杖悠仁は、人を襲う呪霊から仲間を救うため、特級呪物「両面宿儺の指」を飲み込む。強大な呪いを宿した虎杖は、呪術師を育てる東京都立呪術高等専門学校へ進み、伏黒恵や釘崎野薔薇と任務へ向かう。
呪力と術式を学びながら、人知れず起きる怪異へ立ち向かっていく。教師の五条悟から指導を受ける一方、宿儺を抱える虎杖自身も呪術界から特別な存在として見られることになる。
おすすめポイント
身体の動きと特殊能力を同時に見せるのが得意な作品です。走る、跳ぶ、距離を詰めるといった基本動作が細かく描かれ、その上へ術式のエフェクトが重なるため、何が起きているのか追いやすいんですよね。
虎杖の体術、伏黒の式神、釘崎の釘と金槌など、戦い方の方向性もはっきりしています。能力の個性を身体の動きまで含めて描くところが魅力です。
第1期はカメラが人物の周囲を回り込むような演出も多く、速度のある場面でも空間をつかみやすいと思います。拳が当たったときの重量感や、建物を使った上下移動も細かく、能力だけ見ていればよい作品ではありません。
術式の説明と実際の動きを近い場面へ置くので、複雑な設定でも戦いながら理解しやすいです。
4. 鬼滅の刃
🥈おすすめ度:85
★★★★
出典:Netflix『鬼滅の刃』公式作品ページ
呼吸の剣技に息をのむ、色彩豊かな和風アクション
あらすじ
山で家族と暮らす主人公・竈門炭治郎は、家族を鬼に襲われ、妹の禰豆子だけが鬼となって生き残る。禰豆子を人間へ戻す方法を探すため鬼殺隊を目指し、剣術と呼吸法を学んでいく。
任務へ出るようになると、さまざまな能力を持つ鬼と戦いながら、家族を襲った存在へ近づいていく。鬼殺隊へ入った炭治郎は、同期の善逸や伊之助とも出会い、鬼の弱点や自分の呼吸を実戦の中で覚えていく。
おすすめポイント
構えるまでの静けさから、一気に速度を上げる映像の見せ方が気持ちいい作品です。水の呼吸は動きの軌道が流れとして見え、雷の呼吸は一瞬の加速へ集中しているので、同じ剣戟でも印象がまったく違います。
3DCG背景と手描きの人物を組み合わせたカメラワークも効いていて、森や屋敷を駆ける距離感までつかみやすいです。呼吸ごとに映像のリズムが変わるのが大きな魅力だと思います。
立志編は成長と技の習得を順番に追えるため、シリーズの入口としても分かりやすいです。敵である鬼にも固有の血鬼術があり、炭治郎たちは毎回弱点を探しながら動きます。
感情の高まりと技の見せ場を同じタイミングへ重ねる演出が多く、作画の豪華さが人物ドラマから浮きにくいのも魅力です。
5. NARUTO
🥈おすすめ度:85
★★★★
出典:dアニメストア『NARUTO‐ナルト‐中忍試験編』作品ページ
忍術だけでは勝てない、仲間との連携が熱い忍者アニメ
あらすじ
木ノ葉隠れの里で暮らす主人公・うずまきナルトは、里の長である火影になる夢を持っている。忍者学校を卒業すると、うちはサスケ、春野サクラと第七班を組み、上忍のはたけカカシから指導を受ける。
任務へ参加する中で、ナルトは仲間との連携や忍として必要な判断を学び、強敵との出会いを重ねていく。任務は里の外へも広がり、ナルトたちは実戦で相手の術を読みながら、自分たちの得意分野を磨いていく。
おすすめポイント
分身、変化、手裏剣、体術と、使える手段を組み合わせて状況を変える発想が面白いです。序盤のナルトは何でも自在にできるわけではないので、影分身を囮にしたり、相手の視線を外したりと工夫が前に出ます。
サスケの素早い動き、サクラの判断、カカシの経験が別々に働き、一人の大技より班の役割分担が見せ場になる場面も印象的です。
印を結ぶ動作や煙を使った入れ替わりなど、忍者らしい記号が画面の読みやすさにもつながっています。
特に任務や試験では「誰が情報を持っているか」が重要で、戦闘前の偵察や罠も見せ場になります。長編なので作画の波はありますが、要所の体術戦は動きの方向と駆け引きが分かりやすいです。
6. ドラゴンボールZ
🥈おすすめ度:85
★★★★
出典:dアニメストア『ドラゴンボールZ』作品ページ
空を裂く気弾と拳の応酬――王道バトルの圧倒的な熱量
あらすじ
地球で暮らす孫悟空の前に、宇宙からサイヤ人ラディッツが現れ、悟空自身の出自と新たな脅威を告げる。悟空と仲間たちは、これまで以上の力を身につけるため修行を重ね、次々に現れる強者へ向き合う。
物語が進むにつれて舞台は地球から宇宙へ広がり、家族や仲間を巻き込んだ大きな戦いへ発展する。悟飯やピッコロらもそれぞれの戦いを経験し、敵が変わるたびに修行と成長の規模も大きくなっていく。
おすすめポイント
空を飛びながら距離を詰め、素早く位置を変え、離れた場所から気の技を放つ。この基本の見せ方が直感的で、今見ても何が起きているか分かりやすいです。
高速で動く場面と大きく溜める場面を交互に置くため、静かなにらみ合いから一気に画面が動く瞬間が強く残ります。「もっと強い相手」と向き合う高揚感を一直線に積み上げる構成も王道そのものです。
放送年代を感じるテンポはありますが、その間まで含めて大技への期待を膨らませています。気を溜める、変身する、相手の速度へ追いつくという段階が明確なので、強さの更新が視覚的に伝わります。
今の高速な作品とは違う長い溜めも、対決の期待を高める様式として楽しめると思います。
7. ONE PIECE
🥈おすすめ度:85
★★★★
出典:dアニメストア『ONE PIECE』作品ページ ©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
仲間の持ち味がぶつかり合う、海賊団の多彩な共闘
あらすじ
海賊王を目指す主人公・モンキー・D・ルフィは、伝説の宝「ひとつなぎの大秘宝」を求めて海へ出る。剣士のゾロ、航海士のナミら仲間を増やしながら、島ごとに異なる文化や敵と出会っていく。
小さな船旅から始まった物語は、世界のさまざまな地域や勢力を巻き込む冒険へ広がっていく。行く先々で仲間の過去や島の問題に触れ、ルフィたちは航海の目的を共有しながら海賊団として結束を深める。
おすすめポイント
ルフィのゴムのように伸びる身体を、攻撃だけじゃなく移動や回避へ使う発想が楽しいです。仲間にも剣技、蹴り、遠距離攻撃など別々の得意分野があり、大人数の場面でも役割が分かれています。
島ごとに新しい能力と地形が加わり、戦いの形まで更新されるのが長編ならではの魅力です。
初期シリーズは現在ほどエフェクト中心ではありませんが、能力をその場の環境へ生かす動きが直感的で、キャラクターの性格も戦い方から伝わってきます。
ルフィ以外も自分の役割を持つため、仲間が別々の場所で戦う長い章でも見せ場を分けやすいです。能力の奇抜さをギャグにも真剣勝負にも使うので、戦闘の雰囲気が一色にならないところも長編の強みです。
8. 幽☆遊☆白書
🥈おすすめ度:84
★★★★
出典:dアニメストア『「幽☆遊☆白書」 霊界探偵編/暗黒武術会編』作品ページ
霊力と個性豊かな必殺技で魅せる、90年代バトルの名作
あらすじ
不良少年の主人公・浦飯幽助は、子どもを助けたことで命を落とし、ある試練を経て霊界探偵として活動することになる。人間界で起きる妖怪絡みの事件を調べる中で、桑原和真、蔵馬、飛影らと関わり、仲間として行動するようになる。
戦いの規模は次第に大きくなり、強者が集う大会へもつながっていく。霊丸をはじめとする技を身につけた幽助は、人間界だけでは収まらない強敵との対決へ進んでいく。
おすすめポイント
仲間ごとに技の見た目と動きがきれいに分かれているので、初めて見ても個性をつかみやすいです。大会形式へ入ると相手の特徴を一戦ずつ見せる構成が効き、短い対決でもキャラクターの性格が立ち上がります。
勢いのある身体表現と能力の駆け引きを同じテンポで見せるのが本作の魅力です。90年代らしい画面や長めのリアクションはありますが、決め場面へ向けて盛り上げる流れには今見ても力があります。
敵側にも美学や仲間意識があるのも面白いところです。飛影の速度、蔵馬の植物、桑原の霊剣など、シルエットだけでも技の違いが分かります。
大会編では勝敗だけでなく観客や仲間の反応も盛り上げへ使い、古典的なバトルアニメの型を味わえます。
9. ジョジョの奇妙な冒険
🥈おすすめ度:84
★★★★
出典:dアニメストア『ジョジョの奇妙な冒険』作品ページ ©荒木飛呂彦/集英社・ジョジョの奇妙な冒険製作委員会
波紋と肉体で怪物に挑む、色彩もポーズも濃厚な異能活劇
あらすじ
英国貴族の息子ジョナサン・ジョースターは、養子として家へ迎えられたディオ・ブランドーと出会う。二人の対立は、石仮面が持つ異常な力によって人間同士の争いを越えていく。
ジョナサンは波紋と呼ばれる呼吸法を学び、吸血鬼となったディオへ立ち向かう。物語は次の世代へ受け継がれていく。第一部の因縁を受けた第二部では、ジョセフ・ジョースターが別の敵と戦い、波紋の使い方もさらに広がっていく。
おすすめポイント
2012年TV版の序盤は、後続シリーズのスタンド戦ではなく、波紋を使った肉体戦が中心です。呼吸によるエネルギーを拳や武器へ通すため、接触する位置やタイミングがそのまま勝負になります。
大げさなポーズ、色彩の変化、擬音まで含めて一撃を演出するので、ほかの王道作品とは見た目から違うんですよね。古典的な冒険活劇の勢いと独自の映像感覚が合わさり、真面目なのにどこか異様なテンションが残ります。
セリフ回しやナレーションも戦闘のテンポを作るため、動きが少ない場面でも妙な緊張が続きます。第一部と第二部で主人公の性格が大きく変わり、同じ波紋でも戦い方が変化するのも面白いです。
10. 僕のヒーローアカデミア
🥉おすすめ度:80
★★★
出典:dアニメストア『僕のヒーローアカデミア』作品ページ © 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
「個性」を戦いにも救助にも生かす学園ヒーロー劇
あらすじ
多くの人が「個性」と呼ばれる特殊能力を持つ社会で、無個性の少年・緑谷出久はプロヒーローに憧れている。憧れのオールマイトとの出会いをきっかけに力を受け継ぎ、ヒーローを育てる雄英高校へ進学する。
爆豪勝己や麗日お茶子ら同級生と訓練を重ねながら、敵との実戦にも直面していく。授業や訓練では能力の強さだけでなく救助や判断も求められ、デクは理想のヒーロー像を少しずつ形にしていく。
おすすめポイント
主人公・デクが最初から力を自在に扱えるわけではないため、どう使えば身体への負担を抑えられるかという制限が戦いに効いています。
同級生にも爆発、無重力、氷結など見た目から分かりやすい個性があり、能力そのものがキャラクター像と結びついているんですよね。
「何ができるか」だけじゃなく「どう助けるか」まで見せ場になるのがヒーローものらしいところです。
BONES制作らしい大きな動きと、決め場面で一気に勢いを出す作画も見どころです。ヒーロー科の授業では相手を倒す以外に市民を救う課題もあり、能力の用途を広く見せます。
敵との実戦になると学校で覚えた判断がどう通用するかが試され、成長の段階を追いやすいです。
11. ワールドトリガー
🥉おすすめ度:80
★★★
出典:dアニメストア, (c)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション
射線と地形を読み、役割分担で勝機をつくる集団戦
あらすじ
異世界から現れる「近界民」に備える組織・ボーダーが存在する三門市で、中学生の三雲修は謎の転校生・空閑遊真と出会う。実は近界民である遊真と関わるうち、修は自分の立場やボーダーの仕組みを見直していく。
やがて仲間を集めたチームを組み、部隊同士のランク戦へ挑むことになる。修、遊真、雨取千佳はそれぞれ違う長所を持ち、上位部隊を目指して戦術と連携を磨いていく。
おすすめポイント
派手な大技より、射線と役割分担をどう組み立てるかが面白い作品です。攻撃手、銃手、狙撃手などの役割があり、誰が敵を引きつけ、誰が死角から狙うのかで結果が変わります。
地形の高低差や建物の位置まで戦術に入り、画面全体を使って「次に誰が動くか」を考える集団戦になっているんですよね。主人公・修は圧倒的な強者ではないので、仲間の長所をどう組み合わせるかが成長の軸になるのも特徴です。
ランク戦では相手チームの過去の傾向まで分析し、試合前に立てた作戦が本番で崩れるところまで描きます。強い個人がいても包囲や射線で不利になるため、順位がそのまま勝敗にならないのも魅力です。
【作画・映像美】アクションアニメおすすめ6選
次は、作画と映像美が光るアクションアニメです。
線の動き、色、カメラワークまで含めて、映像そのものを見返したくなる作品を集めています。
1. 天元突破グレンラガン
🥇おすすめ度:87
★★★★★
出典:dアニメストア, (c)中島かずき・今石洋之・プロジェクト「グレンラガン」
戦うほどにスケールが膨らむ、熱血ロボットアクション
あらすじ
地下の村で穴掘りをして暮らす少年・シモンは、兄貴分のカミナと地上を目指している。ある日、小型メカ「ラガン」と巨大な敵が村へ落ちてきたことで、二人は少女・ヨーコとともに地上へ飛び出す。
地上では獣人と巨大ロボットが人間を支配しており、シモンたちは仲間を増やしながら反撃を始める。地上へ出たシモンたちは、ガンメンを奪って自分たちの戦力にしながら、人間の居場所を広げていく。
おすすめポイント
細かなリアリティより、感情の高まりをそのまま画面の大きさへ変えるタイプの作品です。腕を振る、叫ぶ、ドリルを突き出すといった単純な動作が極端な遠近感や変形で強調され、勢いが落ちません。
物語が進むほど敵も味方もスケールアップし、主人公たちの成長とロボット戦の巨大化が同じ線上にあるのが気持ちいいんですよね。
作画の崩しや誇張が意図的に使われるので、精密さより爆発力のある映像を求める方には特に刺さると思います。
細部を止めて見るより、ポーズ、叫び、色の切り替えを連続で受け取ると魅力が伝わる作品です。仲間が増えるほど画面もにぎやかになり、集団の勢いをそのまま巨大ロボットの力へ変えていきます。
2. サイバーパンク エッジランナーズ
🥇おすすめ度:87
★★★★★
出典:Netflix『サイバーパンク エッジランナーズ』公式作品ページ
ネオンの街を疾走する、身体改造と銃撃の10話
あらすじ
巨大企業が支配するナイトシティで暮らす少年・デイビッドは、事故をきっかけに母を失い、学校や社会からも行き場をなくす。
彼は軍用インプラント「サンデヴィスタン」を自分の身体へ装着し、傭兵集団エッジランナーのルーシーたちと出会う。危険な依頼へ加わりながら、デイビッドは街で生き残る方法を覚えていく。
仲間の仕事へ参加するほどデイビッドは身体改造を重ね、ナイトシティで成功することの代償も知っていく。
おすすめポイント
加速装置を使う瞬間だけ時間の流れが変わり、残像のような身体が敵の間を抜ける見せ方が強烈です。
ネオン、銃火、義肢の金属感を高彩度の色でぶつける一方、会話では人物の孤独を静かに見せるので、派手さだけでは終わりません。
高速の戦闘と10話の物語テンポが同じ速度で進むため、短編でも密度が高いです。暴力や性的な描写はかなり強めですが、映像と音楽で都市の魅力と危険を同時に伝える作品だと思います。
ルーシーの電脳戦や仲間の火力など役割も分かれ、デイビッド一人の速度だけに頼りません。劇中歌や電子音が街の騒音と混ざり、夜景の美しさと危険が同時に残る点も評価したいところです。
3. モブサイコ100
🥇おすすめ度:86
★★★★★
出典:Netflix『モブサイコ100』公式作品ページ
超能力の衝突が色と形を変えていく、自由奔放な作画
あらすじ
強大な超能力を持つ中学生・影山茂夫、通称モブは、感情を表に出すことが苦手な少年。自称霊能力者の霊幻新隆のもとでアルバイトをしながら、悪霊や超能力者が関わる出来事へ巻き込まれていく。
力に頼るより人間として成長したいモブは、肉体改造部へ入り、普通の中学生としての生活も変えようとする。学校では恋や友人関係にも悩み、超能力とは関係のない努力を始めることで、モブの日常も少しずつ変わっていく。
おすすめポイント
超能力がぶつかると、背景や人物の輪郭まで一緒に変形するような映像が面白いです。整った線を守るより、鉛筆画のような荒い線、色面、抽象的な形まで場面ごとに使い分けるので、感情の強さがそのまま画面へ出ます。
「上手に描く」より「今の感情をどう動かすか」を優先した作画が本作ならではです。一方で主人公・モブは普段おとなしいため、日常の静けさと能力が爆発する瞬間の差も大きく、派手な場面がより印象に残ります。
敵を圧倒する力があっても、モブ自身は「力があること」と「人として偉いこと」を分けて考えます。その価値観が戦闘の決着にも影響し、派手な超能力作画が人格の成長とつながるのが良いところです。
4. AKIRA
🥈おすすめ度:85
★★★★
出典:バンダイチャンネル『AKIRA』作品ページ
バイクの光跡と都市崩壊を描き切る、手描きアニメの執念
あらすじ
第三次世界大戦後の2019年、巨大都市ネオ東京では暴走族同士の抗争が続いている。リーダー格の金田正太郎と仲間の鉄雄は、バイクで走行中に謎の少年と遭遇し、鉄雄が軍へ連行される。
そこで彼の身体に強大な超能力が目覚め始め、金田は鉄雄を追って軍や反政府勢力の争いへ踏み込んでいく。鉄雄をめぐって金田、軍、反政府ゲリラの思惑が交差し、封印された「アキラ」の存在も物語の中心へ浮かび上がる。
おすすめポイント
夜の道路を走るバイクの光、群衆の動き、壊れて飛び散る建物まで、一画面へ入る情報量が非常に多いです。それでも視線の流れが整理されているので、巨大な都市が動いている感覚を失いません。
背景の密度と人物の動きが同じレベルで描き込まれているため、1988年の作品でも画面の力が古びにくいんですよね。鉄雄の力が制御を外れていくほど、身体と都市の形まで崩れていく表現も強烈です。
説明の少ない世界観なので、映像から情報を拾う楽しさもあります。バイクのテールランプが線として残る表現や、群衆の細かな動きは何度見ても発見があります。
超能力が大きくなるほど秩序だった都市が崩れるため、背景美術そのものが物語の変化を伝えています。
5. ワンパンマン
🥈おすすめ度:84
★★★★
出典:dアニメストア『ワンパンマン』作品ページ ©ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部
一撃で終わる男と全力で挑む敵が生む、痛快な落差
あらすじ
趣味でヒーローを始めた主人公・サイタマは、厳しいトレーニングの末、どんな敵でも一撃で倒す力を手に入れてしまう。あまりに強くなったため戦いに刺激を感じられず、淡々と暮らしていた。
そんな彼の強さを見たサイボーグのジェノスが弟子入りし、二人はヒーロー協会へ登録して怪人事件へ関わっていく。怪人の脅威が続く中、サイタマは実力と知名度が一致しないヒーロー社会で、淡々と活動を続けていく。
おすすめポイント
サイタマ自身は力を込めずに終わらせることが多いからこそ、相手側の大技や周囲のヒーローの必死さを思い切り描けます。敵が街を壊し、超高速で動き、何段階も技を見せたあとに一撃で決着する。
その落差が笑いと爽快感の両方になるんですよね。
戦闘作画を盛り上げるほど最後の脱力感まで面白くなる構造がユニークです。第1期は特に動きの枚数とカメラ移動が豊かで、ジェノスの機械的な攻撃などキャラクターごとの質感も違います。
ジェノスの機械的な火力とサイタマの無表情な一撃を並べることで、同じ勝負でも温度がまったく違います。周囲のヒーローが必死に粘る場面を丁寧に描くため、主人公が出る前から見せ場があります。
6. Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
🥈おすすめ度:84
★★★★
出典:dアニメストア『TVアニメ「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」』作品ページ
英霊の武器と魔術が火花を散らす、壮絶な聖杯戦争
あらすじ
冬木市に住む高校生・衛宮士郎は、偶然サーヴァント同士の戦いを目撃したことで命を狙われる。危機の中で英霊セイバーを召喚し、七人の魔術師と七騎のサーヴァントが争う「聖杯戦争」へ参加することになる。
同じ学校の魔術師・遠坂凛とも関わりながら、士郎は自分の理想と戦う理由へ向き合っていく。凛のサーヴァント・アーチャーやほかの陣営とも接触し、士郎は戦いながら自分が抱く正義の理想を問い直していく。
おすすめポイント
剣を振る軌道、魔術の光、地面へ散る火花まで細かく合成され、暗い夜の場面でも動きの方向を追いやすいです。サーヴァントごとに武器や間合いが違うため、近距離の剣戟と遠距離の魔術で画面の組み立ても変わります。
武器の重さと魔術の派手さを同じ画面で成立させるのが2014年TV版の魅力です。静かな会話から一気に高速戦へ入る緩急もあり、映像美だけでなく人物の理想がぶつかるドラマとしても見応えがあります。
戦闘ごとに場所の広さや明るさを変え、同じ武器の応酬でも印象を変えています。英霊の正体や能力を簡単には明かさず、相手の手札を探る要素があるため、映像美だけでなく駆け引きも楽しめます。
【剣戟・格闘】アクションアニメおすすめ7選
刀の間合いや拳の重さを味わえる、剣戟・格闘のアクションアニメを集めました。
刀や槍の間合い、足運び、身体の重心など、近距離の動きをじっくり味わえる作品が中心です。
1. るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚― 追憶編
🥇おすすめ度:86
★★★★★
出典:dアニメストア『るろうに剣心 ‐明治剣客浪譚‐追憶編』作品ページ
刀を抜く前の静けさまで怖い、幕末を描く全4話
あらすじ
幕末の京都で、若き緋村剣心は倒幕派の暗殺者「人斬り抜刀斎」として生きている。卓越した剣技で任務をこなす一方、自分が奪う命の重さを抱え始めていた。
ある夜、剣心は雪代巴という女性と出会い、身を隠す生活の中で彼女と時間を過ごすことになる。戦乱の裏で、剣心の過去と巴の事情が少しずつ交差していく。剣心と巴は夫婦を装って農村へ移り、戦いから離れた短い生活の中で互いの距離を変えていく。
おすすめポイント
テレビシリーズの軽快さとはかなり違い、刀を抜く前の呼吸や足音まで緊張を作る作品です。斬撃は派手なエフェクトで飾らず、踏み込み、間合い、血の重さを短い動作で見せます。
速い殺陣ほど静かな時間を長く置くため、一瞬の動きがより鋭く感じられるんですよね。色も全体に抑えられ、雨や雪、夜の京都が人物の心情と重なります。
流血表現は強いものの、剣の格好よさだけではなく「斬ること」の重さまで見たい方には印象に残ると思います。剣心の技が鮮やかに見えるほど、その行為が残す傷も正面から映されます。
静かな生活場面との落差が大きく、戦闘の上手さを称えるだけでは終わらない点が大人向けの読み味です。
2. サムライチャンプルー
🥈おすすめ度:85
★★★★
出典:dアニメストア『サムライチャンプルー』作品ページ
ヒップホップのリズムで剣が舞う、型破りな時代劇
あらすじ
江戸時代の日本。茶屋で働く少女・フウは、粗野で自由奔放なムゲンと、冷静な剣士ジンを巻き込む騒動に出会う。処刑寸前になった二人を助ける代わりに、フウは「ひまわりの匂いのする侍」を探す旅への同行を頼む。
性格も剣の使い方も正反対の三人は、各地の事件や追手に巻き込まれながら旅を続ける。行き先の手掛かりは少なく、三人は旅費を稼いだり騒動へ首を突っ込んだりしながら西へ進んでいく。
おすすめポイント
ムゲンは地面へ手をつくような崩れた動きから斬り込み、ジンは無駄の少ない構えで相手を迎えます。同じ刀でも身体の使い方が正反対なので、二人が並ぶだけで戦闘のリズムが変わるんですよね。
そこへヒップホップのビートやスクラッチを思わせる編集が重なり、時代劇の殺陣を現代的な音楽のノリで見せる独特の味が生まれています。
旅ものとして一話ごとの雰囲気も変わるため、剣戟だけを連続させず、会話や寄り道まで含めて楽しめる作品です。ムゲンの予測不能な動きとジンの型に沿った剣が対比され、敵がどちらと戦うかでも画面が変わります。
江戸風の舞台へ現代音楽や落書き文化を混ぜる大胆さも、作品全体の軽快さにつながっています。
3. 刀語
🥈おすすめ度:83
★★★★
出典:dアニメストア『刀語』作品ページ
刀を使わぬ剣士と奇策士が挑む、言葉も武器になる決闘
あらすじ
刀を使わない剣術「虚刀流」の七代目・鑢七花は、姉の七実と孤島で暮らしていた。そこへ幕府の奇策士・とがめが現れ、伝説の刀鍛冶が残した十二本の「変体刀」を集める旅へ七花を誘う。
二人は日本各地を巡り、一癖も二癖もある所有者へ挑む。刀を持たない七花は、自分の身体そのものを武器として戦っていく。変体刀の所有者は忍者や剣士だけではなく、刀の性質も毎回異なるため、二人は相手ごとに攻略法を変えていく。
おすすめポイント
毎話の対決は能力説明だけでなく、戦う前の長い会話が重要です。とがめが相手の性格や条件を探り、七花が言葉を額面通りに受け取ることで、戦闘へ入る前から勝負の形が見えてきます。
「刀を使わない剣士」が刀の特徴へ身体で対応する発想も面白く、手足の届く距離そのものが間合いになります。輪郭の太いキャラクターデザインと平面的な色使いも独特で、リアルな殺陣とは違う見やすさがあります。
会話劇の比重が大きい点は好みが分かれるかもしれません。一話が長めで会話も多いため、純粋に戦闘量を求める方にはゆっくり感じるかもしれません。
反対に、相手の思想まで知ったうえで一度の決闘を見るので、短い戦闘にも物語上の重みが出ます。
4. ストレンヂア 無皇刃譚
🥈おすすめ度:83
★★★★
出典:『ストレンヂア -無皇刃譚-』公式予告編
足運びと間合いまで見せる、劇場版ならではの本格剣戟
あらすじ
戦乱の時代、少年・仔太郎は謎の一団に追われながら寺を抜け出し、愛犬の飛丸と旅をしている。道中で名前を捨てた浪人「名無し」と出会い、護衛を依頼することになる。
一方、明から来た武装集団はある目的のため仔太郎を執拗に追跡していた。名無しは刀を封じている理由を抱えながら、少年を守る旅へ巻き込まれていく。
追手の中には異国の剣士・羅狼がおり、強い相手を求める彼の存在が名無しの封じた剣と向き合うきっかけになる。
おすすめポイント
剣が触れる瞬間だけではなく、斬る前に足場を確かめる動きや、相手との距離を測る時間まで丁寧です。敵の羅狼は力と速度で押し、名無しは状況を見ながら受け流すので、同じ刀同士でも性格が動きへ出ます。
身体の重心と刃の方向が分かる殺陣だから、速くなっても何をしているのか見失いにくいんですよね。劇場作品らしく背景や破片の動きまで密度が高く、物語を長く追わずに本格的な剣戟へ浸れるのも強みです。
特に終盤は、周囲の構造物や足場まで使いながら二人の剣士が位置を変え続けます。技名の説明へ頼らず、刃の角度や身体の反応だけで力量差を見せるため、映像として殺陣を味わいやすいです。
5. 精霊の守り人
🥈おすすめ度:83
★★★★
出典:dアニメストア, (c)上橋菜穂子/偕成社/「精霊の守り人」製作委員会
槍の重みと護衛の緊張が伝わる、地に足のついた殺陣
あらすじ
短槍使いの女用心棒・バルサは、新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムを偶然救う。チャグムの身体には、水の精霊の卵とされる不思議なものが宿っており、宮廷から命を狙われる立場になっていた。
母である二ノ妃から護衛を頼まれたバルサは、幼なじみの薬草師タンダらの助けも借りながら、皇子を連れて追手から逃れる。宮廷ではチャグムに宿るものの正体を調べる動きも進み、バルサたちの逃亡と別の視点から真相が追われる。
おすすめポイント
バルサの槍は、派手に振り回すより相手を近づけない距離の管理が印象的です。槍の柄で受け、先端の向きを変え、相手の足元まで含めて位置を取るので、長い武器ならではの利点が画面から分かります。
速さより重心と間合いを見せる近接戦が魅力で、護衛対象のチャグムが近くにいる場面では動ける方向にも制約が生まれます。日常や政治劇の比重も大きいため戦闘回数は多くありませんが、そのぶん一度の衝突に緊張感があります。
槍が長いぶん、相手へ近づかれたときの不利もきちんと描かれます。バルサが攻撃を避けるだけでなく、チャグムを逃がす時間を作るために戦うので、勝敗とは別の目的が常にあるのも面白いです。
6. バキ
🥉おすすめ度:77
★★★
出典:dアニメストア『バキ <TV放送版>』作品ページ
極限の肉体と多彩な武術がぶつかる格闘シリーズ
あらすじ
地下闘技場の王者として戦い続ける範馬刃牙のもとへ、世界各地の刑務所から五人の凶悪な死刑囚が脱獄したという知らせが届く。彼らは「敗北を知りたい」という目的で東京へ集まり、刃牙や愚地独歩、花山薫ら格闘家へ戦いを仕掛ける。
競技のルールから外れた相手との対決が次々に始まっていく。死刑囚たちは武器や奇策も使い、地下闘技場の格闘家たちは試合とは違う条件で自分の強さを試される。
おすすめポイント
技の現実性を細かく再現するというより、「この身体なら何が起きるか」を極端な想像力で押し広げる作品です。筋肉の膨張、骨への衝撃、呼吸の変化まで大きく見せるため、一撃の痛さが視覚的に伝わります。
流派の違いだけでなく、勝つための価値観までぶつけるので、正攻法の格闘家と手段を選ばない死刑囚では試合の空気そのものが違うんですよね。人体表現の誇張はかなり強く、人を選ぶところもあります。
相手が何をしてくるか分からない死刑囚編では、競技のルール外にある恐怖も大きな要素です。真面目な解説と荒唐無稽な身体能力を同じ温度で語るため、独自の笑いを感じる場面もあります。
7. ケンガンアシュラ
🥉おすすめ度:76
★★★
出典:アニメ『ケンガンアシュラ』公式サイト Season1 Episode 01
企業の命運を拳で争う、技の組み合いが見える格闘戦
あらすじ
会社同士の利権を闘技者の勝負で決める「拳願仕合」。乃木グループの社員・山下一夫は、謎めいた格闘家・十鬼蛇王馬と出会い、その世話役を任される。
王馬は強者との戦いを求めて拳願仕合へ参加し、さまざまな企業が送り込む闘技者と拳を交える。やがて巨大なトーナメントが開かれ、企業と格闘家それぞれの思惑が集まっていく。
山下一夫は闘技者ではない立場から大会を見守り、王馬の過去や拳願会をめぐる企業側の争いにも巻き込まれる。
おすすめポイント
3DCGを使うことで、打撃だけでなく組み、投げ、関節技の途中までカメラを回り込ませて見せるのが特徴です。身体が密着する場面でも腕や脚の位置が分かりやすく、技の手順を追いやすいと思います。
闘技者ごとに体格と格闘スタイルを大きく変えるため、次はどんな相手が出るのかというトーナメントものの楽しさもあります。CG表現には好みが分かれますが、重量級同士のぶつかり合いには相性がいいです。
試合ごとに勝敗がつくのでテンポがよく、企業側の思惑が次のカードへの興味をつなぎます。2D作画とは違うCGの質感に慣れれば、投げや関節技で身体が回る様子はかなり分かりやすいです。
【銃撃・犯罪】アクションアニメおすすめ6選
緊張感のある銃撃・犯罪アクションアニメを見たい方は、こちらの作品から。
銃撃の派手さだけじゃなく、捜査、護衛、追跡、犯罪都市の空気まで楽しめる作品を選びました。
1. COWBOY BEBOP
🥇おすすめ度:88
★★★★★
出典:Netflix『カウボーイビバップ』公式作品ページ
銃撃と格闘にジャズが重なる、賞金稼ぎの粋な宇宙活劇
あらすじ
宇宙開拓が進んだ未来。賞金稼ぎのスパイク・スピーゲルとジェット・ブラックは、宇宙船ビバップ号で各地を巡り、犯罪者を追って賞金を稼いでいる。
やがて記憶を失った女ギャンブラーのフェイ、天才ハッカーのエドらも加わり、騒がしい共同生活が始まる。事件を追う一方、スパイク自身の過去も少しずつ顔を出す。
依頼は麻薬取引から宇宙船犯罪まで幅広く、賞金を逃して赤字になることも多いビバップ号の日常が続く。
おすすめポイント
銃を抜く場面だけでなく、歩き方や煙草を持つ手までキャラクターの動きに色気があります。主人公・スパイクは軽い身のこなしの近接戦と銃撃を切り替え、狭い室内でも宇宙港でも戦い方が変わるんですよね。
そこへ菅野よう子さんのジャズやファンクが重なり、音楽のテンポと編集のリズムで銃撃を見せるのが大きな魅力です。一話完結に近い回も多く、派手な追跡劇のあとに寂しい余韻を残す回まで幅があります。
ブルースやロックへ曲調が変われば、同じ追跡でも映像の雰囲気まで変わります。スパイクの過去を扱う回だけ急に重くなるなど、一話ごとのジャンル変化があるので長編でも単調になりにくいです。
2. 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
🥇おすすめ度:87
★★★★★
出典:Netflix『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』公式作品ページ
電脳の情報戦から義体の実戦へつながる、公安SF
あらすじ
電脳化と義体化が一般化した2030年。全身義体の草薙素子少佐は、公安9課のメンバーとともにテロや電脳犯罪へ対処している。
個別の事件を捜査する中で、ネット上の記録と現実の証言が食い違う奇妙な案件が現れ、やがて「笑い男」と呼ばれる存在をめぐる事件へつながっていく。
独立した事件と「笑い男事件」が並行し、9課は現場捜査と電脳空間の情報を行き来しながら真相を追う。
おすすめポイント
銃撃だけでなく、ハッキング、監視、義体の性能、チームの配置まで一つの作戦として見せるところが面白いです。
主人公・草薙素子が前へ出る一方、バトーやトグサ、荒巻らはそれぞれ別の場所で情報を集め、捜査と戦闘が同時進行する公安組織の連携が見どころになります。
光学迷彩や電脳通信といったSF設定も、便利な道具ではなく作戦の条件として使われるんですよね。情報量は多めですが、犯罪SFと戦術ものを一緒に味わえる作品です。
タチコマの機動力や義体の身体能力も使いますが、最後まで情報の裏取りが重要です。誰かの記憶や映像そのものが改ざんされる世界なので、「見えたもの」を疑う視点が戦闘にも捜査にも必要になります。
3. BLACK LAGOON
🥈おすすめ度:83
★★★★
出典:dアニメストア『BLACK LAGOON』作品ページ
二丁拳銃と荒々しい会話が飛び交う犯罪都市のガンアクション
あらすじ
日本の商社マン・岡島緑郎は、東南アジアで海賊まがいの運び屋「ラグーン商会」に拉致される。会社から見捨てられたことを知った彼は、ロックと名乗ってレヴィ、ダッチ、ベニーの仲間へ加わる。
犯罪都市ロアナプラを拠点に、密輸や護送の仕事を請け負い、マフィアや傭兵が絡む危険な取引へ足を踏み入れていく。ロックは日本の会社員だった経験を交渉に生かし、銃を使う仲間とは違う方法で危険な仕事へ関わっていく。
おすすめポイント
レヴィが両手の拳銃を別方向へ向けながら走り、遮蔽物の間を抜ける動きが作品の象徴です。現実的な銃器描写だけを目指すより、荒っぽい台詞と速度で危険な街の空気を作っています。
銃撃の派手さと犯罪者同士の会話が同じ熱量で続くため、戦っていない場面にも緊張が残るんですよね。ロックは銃の腕ではなく交渉や判断で役割を持つので、力の違う仲間がチームとして動く面白さもあります。
暴力表現や荒い言葉は強めです。
船上、倉庫、市街地と場所が変わるたび遮蔽物や逃げ道も変わり、犯罪映画のような見せ方になります。レヴィとロックの価値観がぶつかる会話が多く、銃撃の合間にも二人の関係が動くのが魅力です。
4. PSYCHO-PASS サイコパス
🥈おすすめ度:83
★★★★
出典:Netflix『PSYCHO-PASS サイコパス』公式作品ページ
犯罪係数で裁く社会に走る、捜査と戦闘の緊張
あらすじ
人間の心理状態を数値化する「シビュラシステム」が社会を管理する未来。新人監視官・常守朱は、公安局刑事課へ配属され、執行官の狡噛慎也たちと犯罪捜査へ向かう。
特殊銃ドミネーターが示す犯罪係数を基準に容疑者へ対処する中で、朱は制度の判断と自分自身の倫理が一致しない場面に直面していく。捜査を重ねるうち、朱たちは犯罪係数では簡単に測れない人物や、システムの穴を突く事件へ遭遇する。
おすすめポイント
常時戦い続ける作品ではなく、捜査で追い詰めた先に短く激しい衝突が入る構成です。ドミネーターは相手の数値によって機能が変わるため、銃を向けてもすぐ撃てるとは限りません。
武器の使用条件そのものがサスペンスになるのが本作らしいところです。狡噛の身体能力と朱の判断、分析担当の情報が組み合わさり、個人の強さだけでは事件を解決できません。
第1期は犯罪SFとしての問いと緊張感のある追跡を両立しています。
シビュラの数値を信じるか、自分の目の前の状況を信じるかという迷いが、監視官の判断へそのまま乗ります。社会制度の説明が多めでも、事件ごとに具体的な被害や捜査へ落とし込むため理解しやすいです。
5. リコリス・リコイル
🥈おすすめ度:82
★★★★
出典:dアニメストア『リコリス・リコイル』作品ページ
銃を避ける千束と正確に撃つたきな、対照的な二人の連携
あらすじ
犯罪を未然に防ぐ秘密組織DAでは、少女エージェント「リコリス」が活動している。優秀だが命令違反で喫茶リコリコへ異動になった井ノ上たきなは、明るく自由な錦木千束と組むことになる。
店の仕事を手伝いながら護衛やトラブル対応へ向かう二人は、やがて街で進む不穏な計画へ関わっていく。喫茶店では接客や依頼をこなしながら、たきなはDAへの復帰を望み、千束の独自の考え方にも触れていく。
おすすめポイント
千束は相手の動きを見て弾道を外し、たきなは最短距離で標的を狙うなど、二人の性格が戦い方にも出ています。日常では店員として軽い掛け合いを続け、任務へ入ると画面の速度が一気に上がる。
その切り替えが見やすいんですよね。
同じ拳銃を使っても「避ける人」と「当てる人」で動きが変わるのが魅力です。明るい色彩の東京を舞台にすることで、秘密の任務との落差も強く感じられます。
千束が相手を殺さない方針を持つことで、同じ任務でもたきなとは解決方法が変わります。
二人が互いのやり方を知っていく過程が日常パートにも続き、戦い方の違いが関係性の変化へつながっています。
6. ヨルムンガンド
🥉おすすめ度:80
★★★
出典:dアニメストア『ヨルムンガンド』作品ページ
武器商人の旅に政治と銃撃が交錯する護衛チームの群像劇
あらすじ
元少年兵のヨナは武器を憎みながら、若き武器商人ココ・ヘクマティアルの私兵として働くことになる。ココは世界各地で兵器を売買し、取引のためなら危険な地域へも赴く。
ヨナは個性の異なる護衛メンバーと行動し、軍や民兵、同業者が絡む交渉と戦闘を経験していく。取引先や敵対組織は国ごとに変わり、ヨナは武器を憎む自分と武器商人を守る仕事の矛盾を抱えていく。
おすすめポイント
一人の凄腕が全部を片づけるより、護衛チームが役割を分けて依頼人を守る場面が多いです。狙撃、偵察、運転、近距離の護衛など担当が違い、銃撃の前後にある移動と警戒までチーム戦として描くところが面白いんですよね。
主人公・ヨナの無口さとココの明るい交渉術も対照的で、戦闘の合間に武器を売る側の論理が見えてきます。政治や商取引の話も入るので、純粋なガンアクションより少し硬めの読み味です。
ココの護衛には元軍人など背景の異なるメンバーが集まり、戦闘以外でも専門性を生かします。武器を売る仕事を肯定一色にせず、ヨナの視点で矛盾を残すため、派手な銃撃のあとにも考える余地があります。
【ダーク・残酷】アクションアニメおすすめ5選
重い世界観まで含めて楽しむなら、ダークで残酷なアクションアニメも外せません。
流血や暴力など刺激の強い描写を含みながら、重い世界観と戦闘表現が結びついている作品です。
1. 進撃の巨人
🥇おすすめ度:88
★★★★★
出典:Netflix『進撃の巨人』公式作品ページ
立体機動で巨人の死角へ飛び込む、息をのむ速度と高さ
あらすじ
巨大な壁に囲まれた街で暮らす少年・エレンは、幼なじみのミカサ、アルミンと外の世界へ憧れている。ある日、超大型巨人が壁を破壊し、街へ巨人が侵入したことで日常が崩壊する。
巨人への復讐を誓ったエレンたちは兵士となり、立体機動装置を使って人類の生存をかけた戦いへ身を投じていく。訓練兵団を経た仲間たちは、それぞれ駐屯兵団や調査兵団など進路を選び、巨人と向き合う立場を決めていく。
おすすめポイント
立体機動装置で建物や樹木へワイヤーを伸ばし、空中で方向を変えながら巨人の死角へ回り込む動きが圧巻です。カメラも人物と一緒に高速移動するため、地上から見上げる巨大さと空を切る速度を同時に感じられます。
敵の大きさを「怖さ」だけでなく移動ルートの設計へ使うのが本作の大きな魅力です。第1期は壁内の閉塞感も強く、戦闘で仲間を失う残酷さが常にあるため、爽快感だけを求める作品ではありません。
立体機動は燃料や刃の交換も必要で、無限に飛び続けられる便利な能力ではありません。装備の制約と仲間の連携が緊張を作り、誰が生き残るか分からない状況で速度感をさらに高めています。
2. 剣風伝奇ベルセルク
🥈おすすめ度:85
★★★★
出典:dアニメストア『剣風伝奇ベルセルク』作品ページ
大剣の重さと戦場の泥が残る、重厚なダークファンタジー
あらすじ
巨大な剣を操る傭兵ガッツは、戦場で傭兵団「鷹の団」を率いるグリフィスと出会う。決闘に敗れたガッツは団へ加わり、仲間たちと数々の戦場を駆け抜けていく。
圧倒的な野心を持つグリフィスと過ごす中で、ガッツは自分自身の夢や生き方を考えるようになる。二人の関係は鷹の団の運命とともに大きく動いていく。
鷹の団は戦果を重ねて身分を上げ、ガッツはグリフィスの夢の中で自分がどんな存在なのかを意識し始める。
おすすめポイント
1997年版は最新の派手な作画とは違い、止め絵や影を使って戦場の圧力を見せるタイプです。その中でガッツが大剣を振る場面は、振り始めの重さと当たった瞬間の衝撃が強く残ります。
剣の巨大さを主人公の生き方そのものに見せるのが印象的です。
戦いの勝敗より、仲間との関係や野心が次の戦場へつながるので、人物ドラマの比重もかなり大きめ。流血や過酷な展開が多いため、軽いファンタジーを見たいときには向きません。
戦場での勝利がグリフィスの政治的な地位へ直結し、戦闘が人物の運命を動かします。派手な魔法より人間同士の戦争が中心の時期だからこそ、剣と鎧の重さが世界観へよく合っています。
3. チェンソーマン
🥈おすすめ度:84
★★★★
出典:dアニメストア『チェンソーマン』作品ページ
チェンソーの轟音と映画的な画面がぶつかるダークアクション
あらすじ
父の借金を背負う少年・デンジは、悪魔のポチタと契約し、デビルハンターとして借金返済の日々を送っている。ある事件で命を落としかけたデンジは、ポチタと融合して「チェンソーの悪魔」の力を得る。
公安のマキマに拾われた彼は、早川アキやパワーと暮らしながら、公安所属のデビルハンターとして悪魔と戦うことになる。デンジは食事や恋愛といった小さな願いを抱きながら、公安の任務で未知の悪魔やほかのデビルハンターと出会う。
おすすめポイント
チェンソーを振る派手さだけではなく、普段の生活を静かなカメラで長く見せるため、戦闘へ入った瞬間の異常さが際立ちます。デンジの身体が変形すると、金属の回転と肉体の生々しさが同時に画面へ出るんですよね。
日常の映画的な間と、荒々しい戦闘の落差が2022年TV版の特徴です。アキやパワーとの共同生活も丁寧に入るので、ただ敵を倒すだけではなく、キャラクター同士の距離が変わるところまで見せてくれます。
派手な場面でもカメラを固定したようなショットを挟み、叫び続けない演出が独特です。悪魔のデザインも生理的な違和感を重視していて、きれいなヒーローものとは違う質感を求める方に合うと思います。
4. ドロヘドロ
🥈おすすめ度:82
★★★★
出典:アニメ『ドロヘドロ』公式サイト 魔の1
魔法と肉弾戦と黒い笑いが渦巻く、混沌の街
あらすじ
魔法使いの実験台にされ、トカゲの頭と記憶喪失を抱えるカイマンは、友人のニカイドウと「ホール」で暮らしている。自分に魔法をかけた相手を探すため、カイマンは魔法使いを捕まえては口の中へ入れ、正体を確かめていた。
一方、魔法使い側のボス・煙も部下を送り込み、二つの世界をまたぐ追跡が始まる。カイマンの口の中には謎の男が現れ、誰が自分を変えたのかという手掛かりは追うほど複雑になっていく。
おすすめポイント
首を切るほど残酷な場面の直後に餃子を食べて笑うような、温度差が独特です。カイマンの力任せの格闘、ニカイドウの身体能力、魔法使いたちの煙を使う能力が混ざり、戦い方のルールも一つではありません。
3DCGの人物と汚れた背景美術が、混沌とした街の手触りを作るのが魅力です。残酷描写は多いのに仲間同士の食事や会話は妙に温かく、その落差がキャラクターへの愛着につながるんですよね。
煙ファミリー側にも日常や仲間意識があり、敵味方どちらにも愛着が出てきます。そのため戦闘で対立しても単純な善悪にならず、混沌とした世界観そのものを楽しむ作品になっています。
5. DEVILMAN crybaby
🥉おすすめ度:80
★★★
出典:Netflix『DEVILMAN crybaby』公式作品ページ
人の形まで崩して描く、暴力と悲劇の悪魔譚
あらすじ
心優しい高校生・不動明は、幼なじみの飛鳥了から、悪魔が人間社会へ入り込んでいると知らされる。悪魔へ対抗するため、明はある儀式の中で強大な悪魔アモンと融合し、人の心を保ったまま悪魔の力を持つ「デビルマン」となる。
明は周囲の人々を守ろうとするが、悪魔の存在が知られるにつれ社会そのものも揺れ始める。陸上部の仲間や家族の日常も続く一方、悪魔への恐怖が広がるほど人間同士の疑いも強くなっていく。
おすすめポイント
湯浅政明監督らしい柔らかな線で、身体が伸び、潰れ、獣のように変形します。正確な人体を守らないぶん、走る速度や恐怖が形そのものの変化として伝わるんですよね。
牛尾憲輔さんの電子音楽も強く、身体の変形と音楽のビートで感情を直接ぶつけるような映像になっています。性表現や暴力、精神的に重い展開がかなり多いため、気軽に見られる作品ではありません。
その過激さ自体が人間と悪魔の境界を問うテーマへつながっています。走る場面や群衆の動きも現実的な重さより感情のうねりを優先し、画面が不安定になるほど物語の不安も増していきます。
明の優しさを最初にしっかり見せるため、力を得たあとの変化も強く感じられます。
【個性派】アクションアニメおすすめ5選
最後は、映像や設定にひと癖ある個性派アクションアニメです。
王道とは違う作画、音楽、設定の組み合わせで、戦いの見せ方そのものに個性がある作品を集めました。
1. キルラキル
🥈おすすめ度:83
★★★★
出典:dアニメストア『キルラキル』作品ページ
制服も感情も画面を突き抜ける、規格外の学園バトル
あらすじ
父を殺した犯人を探す少女・纏流子は、巨大な学園都市を支配する本能字学園へ転校する。生徒会長・鬼龍院皐月が手掛かりを持つと考え、特殊な制服「極制服」を着る生徒たちへ挑むが、圧倒的な力に苦戦する。
流子は喋るセーラー服「鮮血」と出会い、その力を借りながら皐月のもとへ近づいていく。極制服は星の数で力が変わり、流子は学園の部活動を率いる強敵たちと戦いながら、父の死の手掛かりを追う。
おすすめポイント
人物が画面の端まで伸びるような遠近感、巨大な文字、止め絵を挟む高速編集など、普通なら崩して見える表現を勢いへ変えています。
主人公・流子と皐月は構え方から性格が違い、キャラクターの感情をポーズと画面構成で誇張するのが本作らしいところです。毎回さらに大げさな敵が出てもテンションを落とさず、笑いと熱血を同じ速度で進めます。
肌の露出が多いデザインは好みが分かれますが、映像の自由さはかなり強烈です。セリフと文字情報を同時に叩き込む場面も多く、落ち着いて見る作品とは正反対です。
鮮血との掛け合いを含めてコメディのテンポが速く、シリアスな対決でも重苦しさを長く残さないところが特徴です。
2. フリクリ
🥈おすすめ度:82
★★★★
出典:Netflix『フリクリ』公式作品ページ
ギターとロボットと思春期――6話に詰まった映像の遊び
あらすじ
地方都市に暮らす小学6年生・ナオ太は、退屈な日常を送っている。ある日、ベスパに乗った謎の女・ハル子にギターで頭を殴られ、その傷から巨大なロボットが飛び出す奇妙な出来事が起きる。
ハル子はナオ太の家へ家政婦として入り込み、街の巨大企業メディカルメカニカも絡んで、日常はさらに理解不能な方向へ転がっていく。ナオ太の兄を慕うマミ美や父も騒動へ関わり、思春期の苛立ちと理解不能なSF事件が同じ街で進んでいく。
おすすめポイント
一つの絵柄へ統一するより、場面に合わせて漫画風、荒い線、急なデフォルメまで切り替える自由さが魅力です。
ハル子がベースギターを武器のように振り回し、ロボットとぶつかる場面も、物理的な整合性より感情の勢いを優先しています。
the pillowsの楽曲と編集が一体になって青春の速度を作るため、物語を完全に理解する前に気持ちよさが先へ来るんですよね。全6話と短い一方、情報量はかなり多めです。
意味を説明しすぎない象徴や小ネタが多く、初見では置いていかれる感覚もあります。ただ、ナオ太の退屈や背伸びしたい気持ちは一貫しており、映像の暴走を思春期の感情として受け取ると見やすいです。
3. プリンセス・プリンシパル
🥉おすすめ度:79
★★★
出典:dアニメストア『プリンセス・プリンシパル』作品ページ
重力制御で街を駆ける、少女スパイたちの潜入劇
あらすじ
東西に分断された19世紀末風のロンドン。共和国側のスパイであるアンジェたちは、王国の名門校へ通う女子生徒として身分を隠しながら任務をこなしている。
チームには王国のプリンセス本人も加わり、護送、潜入、奪取など危険な作戦へ挑む。少女たちは互いに秘密を抱えながら、壁で分かれた都市を行き来していく。
任務ごとに変装や暗号、潜入経路を使い分けながら、アンジェとプリンセスの過去も少しずつ明らかになる。
おすすめポイント
銃や車だけでなく、重力を制御する「Cボール」を使って高所へ飛ぶことで、追跡のルートが一気に立体的になります。石造りの街、列車、飛行船といったスチームパンクの背景も任務の舞台として活用されるんですよね。
潜入の静けさから短い追跡戦へ切り替わる緩急が見やすく、少女たちの役割分担も明確です。時系列を入れ替えた構成なので、人物の秘密を少しずつ知る楽しさもあります。
派手な戦闘より、見つからないように動く時間が長い回もあります。
だからこそ正体が露見した瞬間の追跡が効き、銃やCボールを使う短い場面へ緊張が集中するんですよね。
4. 血界戦線
🥉おすすめ度:79
★★★
出典:dアニメストア『血界戦線』作品ページ
異界の雑踏を突き抜ける、能力者たちのにぎやかな群像劇
あらすじ
かつてニューヨークだった街は異界とつながり、「ヘルサレムズ・ロット」と呼ばれる混沌の都市へ変わった。妹を救う手掛かりを求めて街へ来たレオナルド・ウォッチは、あらゆるものの本質を見抜く「神々の義眼」を持つ。
彼は秘密結社ライブラへ加わり、クラウスやザップたちとともに、異界の住人が絡む事件へ巻き込まれていく。ライブラは街の均衡を守るため、犯罪者や異界の怪物が引き起こす事件を処理し、レオも義眼の力で仲間を支える。
おすすめポイント
能力者同士の戦いだけでなく、車、人混み、怪物、看板まで画面へ詰め込まれた都市の勢いが魅力です。
クラウスの重い拳、ザップの血を使う技など戦闘スタイルも違い、大人数の群像劇を街そのものの騒がしさへ溶かすような演出になっています。
主人公・レオは戦闘要員というより観察と判断で役に立つため、強いキャラクターだけが中心にならないのも面白いところです。一話ごとの事件にコメディと人情が混ざります。
技名を大きく画面へ出す演出は少年漫画らしい一方、街の音楽や雑踏には海外ドラマのような軽さがあります。深刻な事件でもメンバーの掛け合いが入り、群像劇として楽しく見続けやすいです。
5. アキバ冥途戦争
🥉おすすめ度:77
★★★
出典:dアニメストア『アキバ冥途戦争』作品ページ
かわいい接客の裏で任侠抗争が始まる、異色のブラックコメディ
あらすじ
1999年の秋葉原。和平なごみは、かわいいメイドに憧れてメイド喫茶「とんとことん」で働き始める。しかし、彼女が想像していた世界とは違い、店同士は任侠組織のような上下関係と抗争を抱えていた。
初仕事から危険な揉め事へ巻き込まれたなごみは、寡黙な新人・万年嵐子や店長たちとともに、異常な業界で生き残ろうとする。なごみは理想の接客と店同士の掟の間で揺れ、嵐子の過去や秋葉原の勢力関係にも少しずつ触れていく。
おすすめポイント
「萌え萌えきゅん」と接客した直後に、任侠映画のような啖呵や銃声が飛び出す落差がすべての出発点です。主人公・なごみが普通のメイド像を信じているため、視聴者も彼女と一緒に異常さへ驚けるんですよね。
メイド文化の言葉をヤクザ映画の文法へ置き換える発想を最後まで徹底していて、単なる一発ネタで終わりません。暴力描写はありますが、ブラックコメディとして極端に見せる作品です。
1999年の秋葉原らしい看板や店内の装飾を丁寧に作り、その中で物騒な抗争を起こすほどギャップが強まります。真面目に任侠の筋を通そうとするキャラクターがいるからこそ、設定の馬鹿らしさだけで終わらない作品です。
【まとめ】アクションアニメおすすめ40選を戦闘タイプ別に振り返り
最後に、アクションアニメおすすめ40選をおすすめ度別に一覧で振り返ります。
🥇おすすめ度:86〜90
HUNTER×HUNTER
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
天元突破グレンラガン
サイバーパンク エッジランナーズ
呪術廻戦
モブサイコ100
るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚― 追憶編
COWBOY BEBOP
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
進撃の巨人
🥈おすすめ度:81〜85
鬼滅の刃
NARUTO
ドラゴンボールZ
ONE PIECE
AKIRA
幽☆遊☆白書
ジョジョの奇妙な冒険
ワンパンマン
Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
サムライチャンプルー
刀語
ストレンヂア 無皇刃譚
精霊の守り人
BLACK LAGOON
PSYCHO-PASS サイコパス
リコリス・リコイル
剣風伝奇ベルセルク
チェンソーマン
ドロヘドロ
キルラキル
フリクリ
🥉おすすめ度:76〜80
僕のヒーローアカデミア
ワールドトリガー
DEVILMAN crybaby
バキ
ケンガンアシュラ
ヨルムンガンド
プリンセス・プリンシパル
血界戦線
アキバ冥途戦争
能力の読み合いを重視するなら『HUNTER×HUNTER』や『ワールドトリガー』、作画の勢いを味わうなら『天元突破グレンラガン』や『モブサイコ100』がおすすめです。
剣戟なら『るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚― 追憶編』や『ストレンヂア 無皇刃譚』、銃撃なら『COWBOY BEBOP』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』から選ぶと違いが分かりやすいと思います。
同じアクションアニメでも、何を気持ちいいと感じるかで選ぶ作品は変わります。まずは好きな戦闘タイプから一作選んでみてください。
参考文献

















![アニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』の作品画像](https://cs1.animestore.docomo.ne.jp/anime/1/14/88/OYOj0Q/11488_1_d2.jpg?1551352670000)






















