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サンデー漫画おすすめ23選|歴代名作から連載中の人気作まで厳選

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サンデー漫画おすすめ23選

週刊少年サンデーには、推理、恋愛、スポーツ、ファンタジーまで、時代を超えて愛される作品がそろっています。『名探偵コナン』などの長期連載だけでなく、完結済みの青春漫画や個性の強い新作も、次に読む一冊として魅力的です。

今回はサンデー漫画おすすめ23選を、現連載・話題作から歴代の名作まで4つの時代や切り口に分けて紹介します。気になるジャンルや作風から、次に読む一冊を探してみてください。

ミヤガミ
ミヤガミ

サンデーには、長く愛される定番から近年の話題作まで幅広い魅力があります。好みのジャンルを入口に、まだ読んでいない作品を見つけてください。

【現連載・話題作】サンデー漫画おすすめ6選

ここからは、現連載の話題作から、今読みたいサンデー漫画おすすめ6選をご紹介します。近年のサンデーを代表する推理、ファンタジー、将棋、格闘技、ラブコメを紹介します。それぞれ得意な演出が異なるので、話題性だけでなく読みたいジャンルから選んでみてください。

1. 葬送のフリーレン

🥇おすすめ度:88
★★★★★

魔王討伐後の世界を歩く、長寿のエルフの新たな旅

あらすじ

勇者ヒンメルたちと魔王を倒した魔法使いフリーレンは、長寿のエルフにとって十年の旅は短いものだと思っていた。しかし人間の仲間との別れを経験し、かつて交わした言葉の重さに気づき始める。弟子フェルンや戦士シュタルクと新たな旅に出た彼女は、昔訪れた町や初めての土地を巡りながら、人間をもっと知ろうとする。

おすすめポイント

最大の魅力は、旅先の何気ない景色から、過去の仲間と過ごした時間の意味が変わることです。

フリーレンが花を咲かせる魔法を探す寄り道には、ヒンメルたちが大切にしていた小さな喜びが重なります。

フェルンの現実的な言葉とフリーレンのずれた感覚の掛け合いは温かく、シュタルクの不器用な優しさも旅に活気を与えます。

山田鐘人さんの物語は回想をただ挟むのではなく、今の出来事から昔の意味を発見させる構成が巧みです。


2. 名探偵コナン

🥈おすすめ度:84
★★★★

小さな身体の高校生探偵。殺人事件と黒ずくめの組織

あらすじ

高校生探偵の工藤新一は、幼なじみの毛利蘭と遊園地を訪れた際に怪しい取引を目撃する。しかし黒ずくめの男たちに襲われ、飲まされた薬の影響で身体が小学生の姿になってしまう。江戸川コナンと名乗り、蘭の父で探偵の毛利小五郎の家に身を寄せた新一は、周囲に正体を隠しながら殺人事件や難事件を解くことに。

おすすめポイント

一話ごとの事件を楽しめるのに、黒ずくめの組織を追う長い物語も着実に進む構成が大きな魅力です。

現場の物の位置、証言の時刻、犯人の不自然な言葉など、小さな違和感から推理が組み上がる過程が楽しいです。

コナンは小学生の姿で大人に質問するため、鋭い観察をどう伝えるかにも工夫が必要です。蘭や少年探偵団との日常には笑いがある一方、怪盗キッドや服部平次との対決では別のテンポが生まれます。


3. 龍と苺

🥉おすすめ度:80
★★★

将棋を知らない少女・苺が、勝負の常識を破る

あらすじ

反抗的な中学生・藍田苺は、ある出来事をきっかけに将棋と出会う。ルールを知ったばかりなのに大人相手にも物怖じせず、負けず嫌いの気持ちで盤に向かう苺。相手には長年将棋に取り組んできた人物も多く、彼女の言動は周囲を驚かせる。将棋を始める年齢や経験の差をものともせず、自分の力がどこまで通じるのか試しながら、次の勝負へ進んでいく。

おすすめポイント

将棋の常識を知らないからこその強気な発想が、盤上の勝負を鮮やかに見せてくれます。苺は経験豊富な相手にも遠慮せず、思い切った一手を指します。

周囲の大人が驚くほど、読者も彼女の選択がどこまで通用するかを知りたくなります。盤面の検討では何を狙って駒を動かすのかが会話からわかり、細かな将棋用語を知らなくても緊張を味わえます。


4. レッドブルー

🥉おすすめ度:79
★★★

ひねくれた鈴木青葉がMMAで強者へ挑戦する

あらすじ

周囲とうまくなじめない高校生・鈴木青葉は、クラスの人気者で格闘技の才能に恵まれた赤沢拳心の言動に強い反発を覚える。拳心への感情をきっかけに、青葉は総合格闘技MMAの世界へ足を踏み入れた。力や体格で勝る相手に向かうには、打撃だけでなく関節技や寝技の知識、試合運びの工夫も必要になる。

おすすめポイント

青葉が明るいスポーツ漫画の主人公とは違って、相手を見返したいというひねくれた感情を努力へ変えるところが面白いです。

得意な力勝負へ持ち込めなくても、組み付く位置や重心、寝技へ移る順序を考えて勝負しようとします。

MMAを知らない方でも、打撃と組み技でどう形勢が変わるのか、画面の流れからつかみやすいです。青葉の陰気な独白と、周囲の格闘家たちの熱量の違いも笑いを生みます。


5. MAO

🥉おすすめ度:78
★★★

大正へ迷い込んだ菜花。陰陽師・摩緒との怪異調査

あらすじ

中学生の黄葉菜花は、幼い頃の事故で両親を失って以来、不思議な身体の変化を感じることがあった。ある日、事故現場の付近から別の時代へ迷い込んでしまい、大正時代の町で陰陽師の摩緒と出会う。摩緒は長い年月を生きる秘密と呪いを抱えており、菜花の身体にも怪異と関わる理由があるらしい。

おすすめポイント

大正の町に潜む怪異を、一つの手がかりから解いていく過程が高橋留美子さんらしい伝奇ミステリーです。菜花は知らない時代へ放り込まれても好奇心を失わず、摩緒の言葉に問いを返します。

摩緒は知識が豊富でも自分の過去を簡単に説明できない人物で、二人の距離感には独特の緊張があります。

古い街並みや着物、妖怪の造形が怪しい雰囲気を作る一方、会話には軽やかな笑いもあります。


6. 帝乃三姉妹は案外、チョロい。

🥉おすすめ度:76
★★★

天才三姉妹と凡人の優。ぎこちない同居ラブコメ

あらすじ

大女優だった母を亡くした綾世優は、母の知人である帝乃家へ身を寄せる。そこに暮らすのは、演劇の一輝、空手の二琥、将棋の三和という突出した才能を持つ三姉妹。何をしても平凡な優は、三人の冷たい態度に戸惑いながらも、母から伝えられた家族を大切にする気持ちを胸に家事や暮らしへ向き合う。

おすすめポイント

面白いのは、人前では完璧な三姉妹が、優のまっすぐな言葉には不器用になるところです。一輝は演技、二琥は武道、三和は将棋に秀でています。

それでも家族として思いを伝えることは得意ではありません。優は三姉妹に勝負で勝とうとせず、食事や家事などの身近な行動で相手を大切にします。その違いが笑いとときめきを生みます。

ひらかわあやさんの柔らかな人物画は、誇らしげな表情から照れた顔へ変わる瞬間をかわいらしく描いています。

【1980〜1990年代の名作】サンデー漫画おすすめ6選

ここからは、1980〜1990年代に親しまれたサンデー漫画の名作6選をご紹介します。次はサンデーを長年支えてきた青春、ラブコメ、バトルの名作です。野球の一球に込める感情から、妖怪と少年の掛け合いまで、人物の関係を大切に描く6作品を選びました。

1. タッチ

🥈おすすめ度:85
★★★★

上杉兄弟と南。野球と恋を静かな間で描く青春漫画

あらすじ

双子の兄弟・上杉達也と和也は、幼なじみの浅倉南と一緒に育ってきた。野球の才能に恵まれた和也は明青学園のエースとして注目を集める一方、達也は何事にも本気にならず、弟を応援するような毎日を送っている。南の夢である甲子園を目指す和也と、三人の関係を少し離れた場所から見守る達也。

おすすめポイント

あだち充さんの魅力は、気持ちをはっきり言わない人物の沈黙から関係を読ませるところです。

達也の冗談には本音を隠すような響きがあり、和也が真面目な言葉を口にすると、その違いがいっそう鮮明になります。

南もただ二人を待つヒロインではなく、相手の態度を見ながら自分の思いを抱えています。

学校の廊下、夕暮れの道、野球場の風景を挟む間の取り方は、台詞をたくさん並べるより感情が伝わることもあります。


2. らんま1/2

🥈おすすめ度:84
★★★★

水をかぶると女になる乱馬。格闘と恋の騒々しい毎日

あらすじ

修業の旅から帰ってきた格闘家の少年・早乙女乱馬は、許婚の天道あかねがいる天道道場で暮らすことになる。しかし乱馬には、中国での修業中に呪いの泉へ落ち、水をかぶると女の子の身体へ変わるという秘密があった。しかも父・玄馬も別の姿へ変身してしまう。

おすすめポイント

変身体質を戦闘の仕掛けにも恋愛のすれ違いにも使う発想がとにかく楽しいです。乱馬は格闘には自信があるのに、あかねの前では素直になれません。

あかねも照れ隠しで強気に振る舞い、二人の会話はすぐに喧嘩へ変わります。そこへ良牙やシャンプーといった個性的な人物が加わるたび、恋の矢印も複雑になります。

高橋留美子さんの流れるようなアクションは、人物が飛び回っても立ち位置がわかりやすく、格闘の場面にもギャグのテンポがあります。


3. 今日から俺は!!

🥈おすすめ度:84
★★★★

金髪の三橋とまっすぐな伊藤。二人のツッパリ高校生活

あらすじ

転校をきっかけに不良として目立とうと考えた三橋貴志は、金髪にして新しい高校生活を始める。同じ日に転校してきた伊藤真司も不良としての姿で現れ、二人は反発しながらもコンビを組むようになる。勝つためならずるい手も使う三橋と、筋を通すことを大切にする伊藤。性格の違う二人は、別の学校の不良たちや町の騒動に巻き込まれながら、喧嘩と友情の日々を送っていく。

おすすめポイント

三橋と伊藤の組み合わせが最高なのは、勝つことへの考え方が正反対なのに、土壇場では信頼できるところです。三橋は相手の裏をかくことに頭を使い、伊藤は不利でも正面から向き合います。

この落差が会話だけでも笑えるのに、喧嘩になればさらに面白くなります。西森博之さんは不良同士の恐ろしさを描いた直後に、妙な顔や一言で空気を一気に軽くします。


4. うる星やつら

🥈おすすめ度:82
★★★★

宇宙人ラムと浮気者あたる。友引町を揺らすラブコメ

あらすじ

地球の運命をかけた鬼ごっこに選ばれた高校生・諸星あたるは、宇宙から来た鬼族の少女ラムと対決する。ところがやり取りの行き違いから、ラムはあたるが自分へ求婚したと思い込み、そのまま彼を追いかけるようになる。あたるはほかの女の子にも目移りしてしまい、ラムは怒ると電撃を放つ。

おすすめポイント

誰か一人が登場するだけで関係が一気に崩れる群像コメディの原点のような作品です。あたるは自分勝手なのに妙な生命力があり、ラムは一途であるほど騒動を広げてしまいます。

面堂やしのぶ、錯乱坊など、出てくるたびに状況を別の方向へ運ぶ人物がそろっています。

高橋留美子さんの表情の切り替えと、追いかけっこのようなコマ運びは、複雑な設定を知らなくても楽しめる軽快さがあります。


5. H2

🥈おすすめ度:82
★★★★

比呂と英雄、ひかりと春華。野球の夢と恋が交錯する

あらすじ

将来を期待されていた投手・国見比呂は、肘の故障を告げられて野球を諦め、野球部のない千川高校へ進学する。ところが診断に疑問が生じたことで、比呂はもう一度野球へ向き合うことに。幼なじみの雨宮ひかりには、親友で強打者の橘英雄という恋人がいる。一方、千川で出会う古賀春華も比呂の野球を支えていく。

おすすめポイント

野球漫画なのに、言葉にしない感情が試合の勝負へ重なってくるところがあだち充さんらしいです。比呂は軽い冗談を口にしながらも、英雄やひかりへの思いを自分のなかで整理しきれません。

英雄も単なるライバルではなく、親友だからこそ比呂の力を認めています。野球場で向き合う二人を知るほど、プレーそのものに会話のような重みが生まれます。


6. うしおととら

🥈おすすめ度:81
★★★★

少年と妖怪の凸凹コンビ。旅先の縁が運命を変える

あらすじ

寺の息子・蒼月潮は、蔵の地下に獣の槍で封じられた妖怪「とら」を見つける。封印を解いたとらは潮を食べようとするが、槍の力を持つ潮は彼を従わせることに。反発する二人はやがて協力して怪異へ立ち向かい、各地の人や妖怪と出会っていく。旅を続けるうちに、獣の槍やとらに関わる古い出来事も明らかになり始める。

おすすめポイント

一番の魅力は、口喧嘩ばかりの潮ととらが、相手を放っておけなくなる変化です。潮は無鉄砲で誰かが困っているとすぐ飛び込み、とらは冷笑しながらも危険なときには動きます。

二人の間にできる信頼は、一度の感動的な会話ではなく、何度も危機を越えることで育っていきます。

藤田和日郎さんの荒々しい線は妖怪の怖さと人物の感情を同じ勢いで描き、涙や叫びの場面まで迫力があります。

【1990〜2000年代の人気作】サンデー漫画おすすめ6選

ここからは、1990〜2000年代に人気を集めたサンデー漫画おすすめ6選をご紹介します。ここでは魔物との友情、少年の野球人生、妖怪との冒険など、長く読み継がれる人気作を紹介します。試練を重ねることで仲間の関係が変わっていく、サンデーらしい熱量を楽しめます。

1. 金色のガッシュ!!

🥈おすすめ度:84
★★★★

魔物の子ガッシュと清麿。呪文と絆で王を目指す

あらすじ

優秀な頭脳を持つ中学生・高嶺清麿は、人付き合いを避けて学校生活に馴染めずにいた。そんな彼のもとへ、記憶を失った不思議な少年ガッシュが現れる。ガッシュは魔界の王を決める戦いへ参加する魔物の子で、人間が本に書かれた呪文を唱えると力を発揮できる存在だった。

おすすめポイント

ガッシュのまっすぐな願いが、清麿の閉じていた心を変えるところに強く惹かれます。清麿は頭がよいだけでは勝てず、ガッシュも勇気だけでは敵へ対抗できません。

相手の強みを引き出すことが二人の成長につながります。別の魔物と人間にも独自の関係があり、敵として出会った人物の願いを知るほど一つの勝負にも切なさが増します。

雷句誠さんの大きな表情と勢いあるバトルは、突然のギャグから感動的な場面へ切り替わることもあります。


2. MAJOR

🥈おすすめ度:83
★★★★

野球が大好きな吾郎。幼少期から夢を追う長い挑戦

あらすじ

プロ野球選手の父に憧れる本田吾郎は、幼い頃からボールを握り、野球をすることに夢中だった。近所の仲間と遊ぶなかで投げる楽しさを知る吾郎だが、家族の事情や環境の変化によって進む道が揺れることもある。少しずつ成長した吾郎は少年野球や学校のチームで強い選手たちと出会い、自分の力を試しながら高い目標を目指していく。

おすすめポイント

『MAJOR』では同じ野球をしていても、年齢が変わるたびに求められる強さが違うことがわかります。

幼い吾郎の無邪気さと、成長してからの負けず嫌いには共通する部分もありますが、仲間の立場や競技のレベルはどんどん変化します。

満田拓也さんは投球の迫力だけではなく、捕手との会話やチームメートの悩みも描くので、吾郎が一人で強くなったわけではないと感じられます。


3. からくりサーカス

🥈おすすめ度:81
★★★★

遺産を相続した少年と人形使い。別々の運命がつながる

あらすじ

巨額の遺産を相続した少年・才賀勝は、親族から命を狙われるようになる。危機を救ったのは、拳法に長けた加藤鳴海と、人形を操る少女しろがねだった。勝は助けられながらも自分で立ち向かいたいと願い、鳴海やしろがねもそれぞれの事情から大きな戦いへ関わっていく。自動人形やサーカス、遠い過去の因縁が交差し、最初は別々に見えていた人々の物語が次第につながり始める。

おすすめポイント

離れた場所で進む複数の物語が、一つの因縁へ結び付く壮大な構成が魅力です。勝の成長だけでなく、鳴海の強い感情やしろがねの秘密にも目が離せません。

藤田和日郎さんの大胆なコマ割りは、人形が動く不気味さとサーカスの華やかさを同時に描き、場面ごとに画面の空気が変わります。

ふざけた会話が続いた後に過去の事情が明らかになると、何気ない言葉の意味まで変わって感じられます。


4. 犬夜叉

🥉おすすめ度:79
★★★

現代のかごめが戦国へ。半妖と四魂の玉を追う旅

あらすじ

中学生の日暮かごめは、神社の古い井戸から戦国時代へ迷い込み、半妖の少年・犬夜叉と出会う。二人は願いをかなえる力を持つ四魂の玉をめぐる騒動に巻き込まれ、各地へ散った玉のかけらを探す旅を始める。道中で妖怪と戦いながら、弥勒や珊瑚、七宝ら仲間を増やしていく。

おすすめポイント

村へ立ち寄るたび新しい怪異や人々の事情と出会うロードムービーのような楽しさがあります。犬夜叉はぶっきらぼうでも誰かを守ろうとし、かごめは相手の気持ちがわからず戸惑うこともあります。

恋愛のすれ違いが冒険の合間へ入り込むところが高橋留美子さんらしいです。仲間の弥勒や珊瑚にも異なる過去があり、玉のかけらを探す目的が一人だけのものではなくなります。


5. 結界師

🥉おすすめ度:78
★★★

烏森の地を守る良守と時音。方印を結ぶ術式バトル

あらすじ

墨村良守は、特殊な力が集まる烏森の地を妖怪から守る結界師の後継者として育てられた。隣家の雪村時音も同じ使命を持ち、二人は夜の烏森学園で妖怪と向き合う。妖怪を囲んで結界を作り、壊すという術は単純に見えても、相手の動きや周囲の地形によって工夫が必要だった。

おすすめポイント

本作の戦闘は結界をどこへ置き、どのタイミングで閉じるかが勝負に直結するため、頭を使う面白さがあります。良守は勢いで戦おうとしますが、時音は慎重に相手の動きを読みます。

その違いが二人の関係と戦い方の両方へ表れます。田辺イエロウさんのすっきりした画面は術式の形を見せるのが上手く、何が起きたかを理解しやすいです。

烏森にまつわる古い秘密や家の役割も次第に大きくなり、少年が自分の意思で使命を考え直す物語としても楽しめます。


6. モンキーターン

🥉おすすめ度:77
★★★

競艇選手を目指す波多野憲二。水面で競う職業スポーツ

あらすじ

競艇の世界へ飛び込んだ波多野憲二は、ボートレースの訓練所で厳しい練習を重ね、選手としての道を歩み始める。競艇はボートを速く走らせるだけの競技ではなく、スタートのタイミングや旋回での位置取り、ほかの艇との駆け引きも勝敗を左右する。憲二は同期や先輩の選手たちと競い合いながら、レースに向けて技術を磨き、自分ならではの勝ち方を探していく。

おすすめポイント

スタートの一瞬とターンでの判断が、レースの流れを大きく変える緊張が面白い作品です。憲二は負けず嫌いで勢いのある性格ですが、技術が足りないときには失敗も経験します。

河合克敏さんは水面のしぶきやボートの傾き、選手の身体の動きをわかりやすく描くので、競技を知らない読者も一つのターンに集中できます。

同期のライバルとの関係や、選手としての仕事の厳しさも描かれ、珍しい題材でも長編スポーツ漫画として楽しめます。

【2010年代以降の完結・人気作】サンデー漫画おすすめ5選

ここからは、2010年代以降に完結・発表されたサンデー漫画おすすめ5選をご紹介します。最後は農業高校、冒険ファンタジー、サッカー、吸血鬼、学園生活など、2010年代以降の人気作から。主人公が初めての世界へ入り、仲間と関わることで少しずつ変わっていく作品が集まっています。

1. 銀の匙 Silver Spoon

🥈おすすめ度:84
★★★★

農業高校へ入った八軒。食べることと働くことを知る青春

あらすじ

進学校での勉強に疲れた八軒勇吾は、北海道にある大蝦夷農業高校へ進学し、寮生活を始める。農業の知識も経験もない八軒にとって、朝早い家畜の世話や畑の作業は驚くことばかりだった。実家が農業を営む同級生たちは将来の仕事への考えも違い、八軒は彼らに助けられながら食べ物ができるまでの過程を知っていく。

おすすめポイント

食べ物の向こう側にある仕事と責任を、八軒の驚きから知れるのがこの作品の面白さです。鶏の世話や畑の作業には笑える失敗もありますが、命を扱う仕事には簡単に割り切れない現実もあります。

八軒は頭で考えることが得意でも、仲間が毎日行ってきた作業の意味はすぐに理解できません。

荒川弘さんは動物の表情や農場の風景を生き生きと描き、食卓へ届くまでの長い工程を身近に見せてくれます。


2. マギ

🥉おすすめ度:80
★★★

アラジンとアリババが迷宮へ。国を巡る冒険ファンタジー

あらすじ

魔法の道具や財宝が眠る「迷宮」が各地に存在する世界。少年アラジンは不思議な笛を持って旅をしている途中、青年アリババと出会う。二人は迷宮の攻略を目指し、未知の仕掛けや危険へ挑むことになる。旅の途中では奴隷として暮らしていた少女モルジアナにも出会い、国ごとの文化や政治の事情を知る機会が増えていく。

おすすめポイント

最初は迷宮攻略のわくわくする冒険ですが、旅先の国ごとに抱える問題が違い、主人公たちの選択も変わるところが魅力です。

アラジンの純粋さとアリババの迷い、モルジアナの自由を求める強さが、それぞれ違う役割を持っています。大高忍さんの華やかな衣装や市場の描写は、異国を旅する感覚を強めてくれます。


3. BE BLUES!~青になれ~

🥉おすすめ度:79
★★★

事故からの再起を目指す龍。サッカーへ懸ける長い時間

あらすじ

将来を期待されるサッカー少年・一条龍は、幼い頃から仲間とともに練習を続け、優れた技術を磨いていた。しかし思いがけない事故で大けがを負い、競技を続けられるかさえわからなくなってしまう。リハビリを重ねた龍はサッカーへ戻ることを諦めず、再び学校のチームで練習を始める。

おすすめポイント

失った技術を焦らず取り戻し、自分のプレーを作り直す過程が熱い作品です。龍は過去の実力を誇るだけでは試合で勝てず、仲間の動きや新しい戦術を理解しようとします。

田中モトユキさんはパスの方向や相手との距離、選手が走り込む位置を丁寧に描くので、得点場面だけではないサッカーの面白さが伝わります。

大けがを経験した龍の焦りを知っているから、小さなプレーの成功にも胸が熱くなります。


4. よふかしのうた

🥉おすすめ度:78
★★★

不登校のコウが夜の街へ。吸血鬼ナズナと出会う

あらすじ

中学生の夜守コウは、学校生活に違和感を抱き、夜もなかなか眠れずにいた。ある日、家を抜け出して夜の街を歩いていると、自由奔放な少女・七草ナズナと出会う。ナズナは吸血鬼で、コウの血を吸うこともあった。昼間の学校とはまったく違う夜の世界に惹かれたコウは、自分も吸血鬼になりたいと考え、ナズナとの関係を深めようとする。

おすすめポイント

夜の街を歩く解放感と、恋の意味がまだわからない少年の迷いが重なる作品です。コウは学校や大人の常識から少し離れ、夜だけの時間に心地よさを見つけます。

ナズナは自由に見えますが、恋愛の話では意外なほど不器用です。コトヤマさんの線は街灯や自販機の光を印象的に使い、何でもない道を特別な場所へ変えてくれます。

吸血鬼になる条件と恋心が結び付いているので、夜の散歩が少しずつ自分を知る旅へ変わっていきます。


5. 古見さんは、コミュ症です。

🥉おすすめ度:77
★★★

人と話すのが苦手な古見さん。只野との出会いで友達づくり

あらすじ

高校に入学した古見硝子は、整った容姿と落ち着いた雰囲気から周囲の憧れを集めていた。しかし本人は人と話すことがとても苦手で、声をかけられても言葉が出てこない。隣の席になった只野仁人は、古見さんが本当は友達を作りたいと思っていることを知り、その目標を支えようとする。

おすすめポイント

会話が苦手でも誰かと仲良くなりたい気持ちは同じだと、温かく描く作品です。古見さんは言葉が出てこないときでも、表情や小さな仕草で思いを伝えようとします。

只野が相手の気持ちに気づいて無理に急がせない姿も魅力です。オダトモヒトさんの絵はデフォルメと繊細な表情を使い分け、緊張している場面を笑いへ変えながら、人物を傷つける方向には進みません。

【まとめ】サンデー漫画のおすすめ作品

漫画の本や地球儀、王冠が並ぶ夕暮れの机

最後に、サンデー漫画おすすめ23選を振り返ります。週刊少年サンデーの魅力は、推理やバトルだけでなく、恋愛やスポーツ、日常を描く作品にも長く読み継がれる個性があることです。

連載の時代が異なっても、登場人物が何を大切にして選択するかに注目すると、自分に合う一冊を見つけやすくなります。

恋愛の繊細な距離感を楽しみたいなら『タッチ』『H2』、仲間との戦いを追いたいなら『金色のガッシュ!!』『うしおととら』が候補です。

未知の世界を旅する物語には『葬送のフリーレン』『マギ』、日常のなかでの成長には『銀の匙 Silver Spoon』『古見さんは、コミュ症です。』があります。

一話ごとの謎を味わうなら『名探偵コナン』、技術を磨く主人公を応援したいなら『レッドブルー』『BE BLUES!~青になれ~』もおすすめです。

好きなジャンルと物語の余韻を手がかりに、気になった作品の第1巻から読んでみてください。

🥇大傑作(おすすめ度:86〜90)
葬送のフリーレン

🥈傑作(おすすめ度:81〜85)
名探偵コナン
タッチ
らんま1/2
今日から俺は!!
うる星やつら
H2
うしおととら
金色のガッシュ!!
MAJOR
からくりサーカス
銀の匙 Silver Spoon

🥉良作(おすすめ度:76〜80)
龍と苺
レッドブルー
MAO
帝乃三姉妹は案外、チョロい。
犬夜叉
結界師
モンキーターン
マギ
BE BLUES!~青になれ~
よふかしのうた
古見さんは、コミュ症です。

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